山崎の伝統行事「どんど焼(さいと焼)」が14日、鎌倉中央公園の谷戸で行われ、光記者が取材しました。
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大勢の子供たちや車いすの方も見守る中、門松やしめ縄、役目を終えた正月飾りの山に公園協会の方が火を放つと、ものすごい煙とともに、火の手が上がりました。
古来より、一年の無病息災を願って山崎の三つの地区でそれぞれ焚かれていたという伝統行事。
2008年からは公園協会とNPO法人「谷戸の会」の手によって、毎年1月14日に行われています。
今年も近隣の梶原や台、寺分、深沢地区の各町内からも1000人以上が集まり大賑わい。
それもそのはず、谷戸の田んぼで採れたうるち米、もち米を練って作ったお団子を、どんど焼きの炎で美味しく焼いて食べるのです。
今年は谷戸の会の皆様が朝9時から、団子400個を作って下さいました。
伝統行事と緑を守る運動がコラボレーションする山崎のどんど焼です。
能登への募金箱も。
谷戸の会の方は、「売上は被災地に寄付したい」とおっしゃっていました。
公園は多目的トイレも完備。
車いすでも散策できます(一部を除く)。