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じろーらもんの莫妄想

日々を感謝し、妄想にとらわれることなく、今を生きる

コラーゲンには、Ⅰ型-Ⅻ型の12種類がありますが、


私達と関係あるのは、主に型とⅡ型コラーゲンです。



型コラーゲンは、皮膚、筋膜、腱、靱帯


および骨に含まれます。


Ⅱ型コラーゲンは全ての軟骨および


椎間板(線維輪は型とⅡ型コラーゲンの混合、


髄核はⅡ型コラーゲン)に存在します。



コラーゲンを構成する主要アミノ酸は、


プロリン、リシン、グリシン、


ヒドロキシプロリン、ヒドロキシリシンの5種類です。


プロリン、リシン、グリシンは、必須アミノ酸です。


グリシンは最多量で全体の1/3を占めます。



ヒドロキシプロリン、ヒドロキシリジンは、


普通のタンパク質には存在しない特殊なアミノ酸です。


プロリンとリシンが鎖の中に組み込まれた後で、


プロリンはプロリル・ヒドロキシラーゼ、



リシン はリシル・ヒドロキシラーゼ
という


酵素の働き(ヒドロキシル化)によって生成されます。


この反応には、アスコルビン酸(ビタミンC)と


鉄イオンなどが必要です。


ヒドロキシプロリンはコラーゲン分子の



3重らせん構造の安定化に役立っています。



ヒドロキシリシンは末端のアルドール縮合による


長繊維化を受け持っています。



アスコルビン酸(ビタミンC)が不足すると、


正常なコラーゲン繊維が形成されないために、


皮膚、筋膜、腱、靱帯、骨、軟骨、椎間板などが脆くなります。


また、損傷した部位の治癒に支障をきたします。

アスコルビン酸(ビタミンC)の働きには、


抗酸化作用、コラーゲンの合成、


生体異物を代謝するシトクロムP450の活性化、


チロシンからノルアドレナリンへの代謝(ドーパミンヒドロキシラーゼ)、


消化器官中で鉄イオンを2価に保つことによる鉄の吸収の促進、


脂肪酸の分解に関与するカルニチンが


リジンから生合成される過程のヒドロキシ酵素の補酵素としての参画、


コレステロールをヒドロキシ化し


7α-ヒドロキシコレステロールを経た胆汁酸の合成など、


たくさんあります。


その中でも、徒手医学を行う私たちにとっては、


コラーゲンの合成が重要です。

アスコルビン酸(ビタミンC)は、


水溶性ビタミンの1種です。



アスコルビン酸にはD体とL体という


化学的構造が異なるものが2つありますが、



D体には生理作用が無く、


通常アスコルビン酸と呼んでいるのは



L体のLアスコルビン酸です。


ヒトを含むサル目の一部や


モルモット、コウモリなどは、


アスコルビン酸を体内で合成できないため、


必要量をすべて食事などによって


外部から摂取する必要があります。



その他の哺乳動物では、


肝臓でD-グルコースを出発物質として生合成が始まり、


ウロン酸サイクルを経て、



L-グロノ-γ-ラクトンGLO)という酵素の働きで、



ビタミンCが生成されます。


ヒトでは、このビタミンC生合成経路の最後に関与する酵素、



GLO欠損しているため、


最後の最後で生成することが出来ないのです。