42年前、田村元先生(当時三重県遺族会会長)のお伴で靖国神社に初めて参拝をした。

30才で松下電器産業㈱を退職し、政治の道を志した時である。

 

戦争で犠牲になられた英霊を祀る靖国神社参拝を戦後生まれの世代も続けていって欲しいと教えていただいた。

 

当時は靖国神社の国家護持が政治の大きなテーマとなっていた。

総理をはじめ多くの閣僚が参拝するのが普通であった。

 

 しかしながら「A級戦犯の合祀」により、昭和50年の三木内閣を最後に中止をされ、その後難しい議論が続くようになり、中曽根総理、小泉総理の参拝の際にも国内はもちろん、国際的にも大きな議論となった。

 

その中、私は田村先生の教えを守り、衆議院議員 川崎二郎として個人の立場で参拝を40年以上続けてきた。

三重県遺族会の皆様と8月15日に参拝するのが常となり、2回の大臣の時は8月前半に一人で参拝をしてきた。

 

新型コロナウイルス感染症の為、今年は三重県遺族会の皆様も上京をされず、また8月15日は多くの参拝者が訪れることを考慮して、8月14日の参拝を選んだ。

 

 

大変な年になったと思いながら、犠牲になられた英霊に頭を下げるとともに、日本の平和と来年は誰でも参拝ができる年になって欲しいと心から祈った。