神田次郎のブログ -3ページ目

神田次郎のブログ

中国語関係について諸々発信

今の仕事楽しくて良いんだけど,

ついつい仕事のことばっかりを考えてしまうし,
休みの日でも仕事関係のことをついやっちゃうんだよね。

でも個人的に仕事の匂いしかしない人ってすごく面白くないから,
なんかこう,敢えて仕事以外の出来事とかをここに書いてみようと思う。

そうすれば,わかんないけど,
ブログに書かなきゃって意識も働いて,積極的に仕事以外のことをやりそうな気がしない?

ということで,今日,遊びに出かけよう。
前回私たちが学ぶ中国語は、似ているけれど北京語ではありませんよと書きましたが、今回はこの中国語を中国語で何というのかについてお伝えしたいと思います。

「中国語」という言葉は日本語なので、中国語の辞書で「中国語」と引いても出てきません。(ややこしいですね)

では「中国語」を中国語で何というのか、

以前紹介した「普通话」も一つの言い方ですし、また、「汉语(漢語)」というのも一般的です。
日本で学ぶ時のテキストなんかにはこの「汉语(漢語)」が使われることが多いように感じます。

ただ、この「汉语(漢語)」という言葉も実は以下の2つの意味があります。
・ 中国人口の9割以上を占める漢民族の使う言葉
・ いわゆる標準語である「普通话」

何も言わずにただ「汉语(漢語)」という時には=「普通话」として使うことが殆どです。
民族の言葉について語っている最中に「汉语(漢語)」と言ったら要注意ですが、まあ普通に生活している上ではそういったシーンはほとんど無いので、知識として知っていれば良いレベルです。



(神田次郎)
中国語に関心があるけど、そもそも中国語を勉強する時の「中国語」って、イコール北京語ですか?


こんな質問を受けることがよくありますが、答えはNO!

では、私たちは一体何を学ぶんでしょうか?

私たちが中国語を学ぶ時、一般的に「普通话(普通語)」と言われる言葉を学びます。

「普通话(普通語)」というのは、その名のとおり「全国あまねく通じる言葉」であり、
いわゆる標準語のことです。

最初に北京語とは違うと書きましたが、北京語は標準語ではなく、あくまでも一つの方言です。
ただ、この標準語(=「普通话(普通語)」)は北京語を基に作られているので、
とても似てるんです。

正確には、「普通话(普通語)」は
・北京語の発音を標準発音
・語彙は北方方言を基礎
・文法は代表的な現代口語文を規範 としています。

感覚としてわかりやすく言うと、日本語の標準語と東京の歯切れの良い江戸弁が
似てるけど同じでない、といったイメージです。

私たちが学ぶのは「普通话(普通語)」であり、似てはいますが北京語ではありません。


(神田次郎)
以前中国語の漢字と日本語の漢字は違いますよ,という記事を書きました。

中国語で使う漢字は簡体字というもので,
日本人が見ると略字かと思うくらいに画数が減っているものなども少なくありません。

この簡体字を書けるようにする為にはどうすれば良いのかと
困る中国語学習者も多いのですが,
これは結論としては「書いて覚える」が一番です。

英単語などであれば効率を意識して書かずに覚えるというのも手ですが,
漢字を覚えることが目的であれば,やはり書いて身体に染みこませることが一番の近道です。

知っているものや,ほとんど日本語の漢字と同じようなものまで
全部書く必要は無い(時間が勿体無い)ので,馴染みの無いものや,
なんだかややこしいぞと思うものだけ書いていけばOK。

ただ,要注意なのが,パッと見は日本語と同じなのに,
よく見ると少しちがう!というものがあるということ。

例  日本語の「歩」は中国語では「步」

もはや間違い探しですよね。
でもここは詰めを甘くせずにしっかり違いを意識して書き込みましょう。
特に検定などの試験ではこれも減点の対象となってしまいます。


(神田次郎)
なんとなく

肌感では中国語需要が増加しているように感じるけど

イギリスの教育専門誌が発表した2016年アジア各国の大学の最新ランキングは以下の通り。

日本トップの東大が昨年までの3年連続トップから7位に落ちて残念!

という単純な結果だけでなく,その東大を抜き去った1位~6位を見ると,

シンガポール,中国,香港と,その全てが中国語圏であることが衝撃的。

各国政府は大学を世界経済の競争に勝つために戦略的に必要なものと位置付けていることから,

ここを卒業した人たちがまたアジアの経済を担っていくということは想像に難くない。

僕はただただ好きだから中国語をやっているけど,

今後は好きな人が学習する言語から一歩抜きん出て,

ビジネス感度の高い人々が英語の次に習得すべき言語になりつつある。




1位 シンガポール国立大学
2位 南洋理工大学(シンガポール)、北京大学(中国)
4位 香港大学
5位 清華大学(中国)
6位 香港科技大学
7位 東京大学
8位 ポハン(浦項)工科大学(韓国)
9位 ソウル大学
10位 韓国科学技術院(韓国)

以下URL参照
https://www.timeshighereducation.com/world-university-rankings/asia-university-rankings-2016-results-announced





(神田次郎)