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神田次郎のブログ

中国語関係について諸々発信

久しぶりに休日で時間がとれたので,

中国ロックの父と言われる「崔健」(カタカナだと「ツイー・ジエン」)について
改めて調べてたら,

1997年に「子曰乐队」(「孔子曰くバンド」かな?)というバンドのプロデュースをやっていた。

「子曰乐队」ってどんな音楽をやってるんだろうかと思ってyoutubeでみてみたら,

以前中国で人気のあった『奋斗』(『奮闘』)という少し影のある青春ドラマの主題歌,
『相対』を歌ってるバンドだった。
(恐らく2007年のドラマ)



しかもこの曲が正に「崔健」のプロデュースで,
キーボードも「崔健」が担当している。

この『奋斗』は好きで全部見たドラマだったんだけど,
その時は全く「崔健」のことは頭になかった。

2007年から2008年まで中国にいた時,中国で人気のパンクバンド「脑浊」(「脳濁」)が
北京のライブハウスMAOで「崔健」の『从头再来』という曲のカバーをしてたんだけど,
同じ頃にドラマの主題歌として「崔健」のプロデュースしたバンドの曲が使われるとか,
「崔健」の影響力ってやっぱり大きいんだなあと実感。

へえ,すごいなあ。




神田二郎
ずっと鳴りを潜めてましたが,

「太郎長屋」(僕がやってるパンクバンド)は

こっそりメンバーをかえて存続しています。


話すと長くなるけど,

昨年,バンドのメンバー4人で話し合い,


ん,てゆうかこの4人というのはみんな三十路過ぎの男で,

それぞれ営業マンとかSEとか仕事も家庭も有り,でもバンドをやってるっていう感じね。

そう,そんでその4人が話し合い,

「今みたいにダラダラとバンドやってても何の意味も無いだろ」

ということになり,目標を立ててメリハリのある活動をしようということになった。

目標は何でもよくて,小さくても良いから自分たち主催の企画をするとか,

プチフェスみたいなことをやるとか,本当に何でもいい。

何でもいいけど,いい年した男が4人集まって自己満足のオナニーみたいな活動しかできないのは

不甲斐ないぞっつーことでなんかやらなきゃという感じ。

で,話がまとまりかけたけど,そしたらドラムのケイタボーイが

「俺はオナニーで良い!」

と言い出し,長い長い話し合いの末太郎長屋を去ることになった。

そしてギターだったヤマトがドラムになり,新たなギターとしてリッキーを迎えて

今ライブの準備中。

活動ペースが遅いから今の近況報告はこんな感じかな。

また4月にはベースのよへいが転勤でいなくなる可能性もあるし,

バンドを順調に進めるって本当に大変だよ。

逆に言うと今メンバーが揃ってることはとても素晴らしいことだから,

だからこそもっとマトモな活動にして,見に来てくれた人には少しでも良い影響を与えたいと

本気で思ってる。

さあさあ,今度の太郎長屋練習は1月17日だ。




神田二郎
中国で一番有名な日本人と言えば,

  高倉健さん?

  安部総理?


とか色々浮かぶと思いますが,

いわゆる「中国で一番有名な日本人」と呼ばれた人としては加藤嘉一さんが浮かびます。



それなりに中国が好きな人でも

「カトウ?・・・誰やそれ」という人も多いかもしれません。(加藤さんに失礼ですが・・・)

日本での知名度はあまり高く無い気がしますが,

高校卒業後に中国に行き,北京大学で国際関係を学び,現在は英語・中国語・日本語を

操る国際コラムニストとして活躍されている,すごい人です。

ただ,経歴を超簡単に説明しただけでもわかる通り,

普通路線で行ってる人ではなく,普通路線じゃなくたっていいじゃないか!

という感じの方です。



さて,なんで急にこんなことを言い出したのかというと,

昨日7/6,その加藤さんの帰国報告会なるものに行ってきたんです。

(京都で知り合った友人の紹介で行きました,
 京都の友人にも心底感謝してます。)


現在の習近平体制についてや,今後の加藤さんの活動予定についてのお話だったのですが,

その他としていくつか面白い!すごい!と思ったことを挙げます。

有料の報告会だったので,あまりモロに挙げてもまずいかもしれないので,やんわりと。

そして(  )は個人的な感想です。


 ・情報は発信しないと入って来ない,情報収集の為に情報発信する。
   (なるほど,何か発信すると反応があるんですね,そこから繋がるんですね。)

 ・信頼できるソースを案件毎に3つ以上は持つこと
   (今回あまりお話できなかったですが,雰囲気からいかにも”行動”の人という感じでした。
    「全人格をもってぶつかる」という話もあったので,きっとそうした中で
    確実な,信頼できる方とつながっているんだろうなあ。)

 ・中国語人材が日本に少ないことはリスク
   (確かに中国には日本語できる人がたくさんいて,
    更には今やアメリカで中国語できる人がたくさんいるらしい,
    そう考えると日本って・・・結構やばいな・・・)




はあ,とにかくオーラも目力もすごくて,自分と僅か1歳違いとは思えない迫力でした。

そう,迫力があったなあ。

自分で情報を収集して,それを揉んで,自分の考えを自分の言葉で発信しているので,

それがハッキリと現れてる感じでした。

報告会という位置付けのせいか,細かい情報をたくさん得たというよりも,

加藤さんの人柄・雰囲気に触れることができた貴重な機会でした。






加藤嘉一さんのWebSite
http://katoyoshikazu.com/




以上
今までいくつかの業務に携わってきた。

社会人として初めての業務は人事,

その後製造現場で部品調達をやることになり,

さらに出向で違う会社も経験し,

そこからまた戻り,

今度は退職し・・・




こうやって新しいことをやる時に良いと感じるのは,

良い意味で,自分が所属していたところへの愛着や誇りが,

新しく行く先での原動力になり,一生懸命動けるということ。


例えば,人事から調達に行ったときは,

「人事屋は現場で使えねぇ,なんて思われたくない!」

という想いで頑張れたし,出向先では

「○○からの出向者はダメだねえ,なんて言わせるか!」

と頑張り,出向から戻るときは逆に出向先を誇りを感じて戻るなど。



それもこれも各場所で良き人々に会って,

勝手にその人たちの想いを背負って新しい場所に向かってるから。

色々としんどい決断もあるけど,そういう関わってきた人たち,

支えてくれている人たちを裏切らぬように引き続き頑張ろう。



  しかし僕は学生時代「人付き合いなんて糞食らえ」と思っていたのに
  随分と変わるもんだなあ。


神田次郎

エロい色といえばピンク。

ピンク映画だ何だと日本では使いますが,

この色のイメージは各国違うようで,


中国では黄色がエロい色。

中国語で「黄色小説」というと,日本語の感覚からすると

なんだそれ,古本か?とか思ってしまいそうですが,

エロ小説です。



こういうちょっとした雑学的なものも

実は中国人の中国語マインド(ものに対するイメージ)を

頭に入れるという意味で大切なので,

勉強の合間におもしろいかもしれないですね。

過去に一時期言葉のみで心揺さぶる官能小説に「すげーぞこれ」

とハマってたことを思い出しました。



神田次郎