昨年春に患った重めの過敏性超症候群(IBS)ですが、イリボー、コロネル、ロペラミド、ガスコンなどの処方薬はどれも効かず。自力で色々と調べてSIBOを疑い、ハーブサプリなどを試して快方に向かいました。


 そして今年、二度目の痔瘻手術からしばらくして、再びIBSのような症状に見舞われました。

 下痢、そして頻回の便意、多めのガス、お腹の張り。これらの症状が日々酷くなっていく一方で、このままではQOLが著しく低下して仕事や外出もままならないといった感じ。


 もともと習慣的な飲酒のせいで慢性的にお腹が緩いということは何度も書いていますが、今の下痢は通常のそれと違います。

 汚い話で申し訳ありませんが、便の状態とガスの多さもあって、トイレに行く度に便器が酷く汚れてしまうような状態です。


 整腸剤は引き続き色々と服用していて、少し前まではそれなりに効果は感じていたものの今は全く意味をなしていない感じ。

 昨年処方されて余っていたイリボーなどを試してみますがこれも効果なし……。


 となると、再びSIBOの病態に陥っているのではないだろうかと思いました。

 昨年散々調べたSIBOのことを改めて調べてみますが、何しろ保険適用外の標準治療外のことなので情報は錯綜している感じです。結局、昨年感じたことと変わらず、何らかの原因でSIBOやリーキーガット症候群の病態になっていると考えるのがしっくりくるように思われます。これは今通院している病院の先生に伝えても一笑に付されるだけだろうと思うので、自力でどうにかするしかありません。

(SIBO治療をしている病院もありますが、保険外でかなり高額になるようです)



 では、SIBOの病態になっているとして、その原因は何か?

 様々な要因が絡み合っているのが事実かもしれませんが、推測できるのは以下の2つです。


①ストレス


②鎮痛剤


 ・・・・①は言わずもがな。ストレスは万病の元。とりわけ、最近の医学では「腸」と「脳」の相関関係が重視されているようです。ストレスが身体に影響を与えることは、これまでの経験からも重々自覚しています。今の自分はストレスが腸の働きに悪影響を与えているのでしょう。最近ちょっと睡眠が乱れているのもストレスのせいだと思います。

 ストレスの原因はたくさん思い当たりますが、昨年との共通点を考えると「痔瘻の手術」がストレスの一つになっているようにも推測されます。他人にはなかなか理解してもらえない術後の不自由さ、強烈な痛みは本当に辛いものです。


 ・・・・②は昨年も疑ったことです。鎮痛剤や抗生物質もSIBOやリーキーガットの一因と言われています。

 何しろ、痔瘻の手術後は(ケースバイケースだと思いますが)長期間にわたり鎮痛剤を服用し続けます。昨年はボルタレン+ロキソニン+トアラセット+プレガバリンの服用をしばらく続けました。何しろ術後の痛みが辛くて辛くて仕方がなく、すぐに仕事復帰したこともあって痛み止めがないと耐えられませんでした。

 そして今年の術後はボルタレンがなくても耐えられる痛みではあったものの、1ヶ月近くロキソニン+プレガバリン(たまにトアラセット追加)の服用を続けました。

 鎮痛剤はとても効果的ですが、だからこそ身体に与える影響も大きいのかもしれません。頓服的な服用ならともかく、一定期間続けて飲み続けると悪影響があっても不思議ないように思われます。実際、鎮痛剤も体の不調の原因の一つだと発信する医師もいます。

 

 

 いずれにしても、腸内(SIBOであれば小腸内)に異常があり、保険適用で処方される薬ではどうしようもない状態になっている可能性が高いのだと推測。

 となると、昨年同様にベルベリン、ペパーミントオイルサプリ、オレガノオイルサプリなどを試してみるしかないかな、と思っています。またiHerbのお世話になるしかありません。これで解決すればいいのですが……。


 食生活も非常に大事なのだと思いますが、気にするとキリがない領域だと思うので可能な範囲で対処しようと思います。



 さて……、

 先日、プライベートで消化器外科の医師と知り合い、仲良く酒を飲む機会に恵まれました。


 せっかくだからと色々と質問をすると「肛門外科なら◯◯にある◯◯病院が良い」などと有益っぽい話を教えてもらえたのですが、IBSについてはネットで調べたら出てくるような模範回答しかなくこれといった有益情報はなし。「昨年はハーブサプリなどを飲んでマシになった」と言うと鼻で笑われた感じ。SIBOについてもよく知らないようでした。


 IBSってものすごくメジャーな病気なのに、命に関わるものではないせいか軽視されているような気がします……。



 その医師は「ありふれた言い方だがストレスが最大の敵」と言っていました。これは前述通り実感としてよくわかります。わかりますがどうしようもありません。

 職場復帰を控え、ストレスを溜めないようにユルユルと生きていけるようにしたいものです。