前回通院から2週間が経ち通院日を迎えました。早いもので、痔瘻再手術から3ヶ月弱が経過しています。主治医からは「順調ですよ」の一言をいただきました。そして次回の通院は少し空けて3週間後となりました。

 現在、痛みがないわけではないけど、もう痛み止めは不要かなといったところ。よって、今回は薬の処方はなし。


 昨年の手術後も「順調ですよ」と言われ続けた挙句に再手術となったので決して油断はできません。

 再手術となってしまった主な原因は下痢だと思われますが、それが改善したとは言えない以上、今回もまたどこかのタイミングで悪い方向に進んでしまう可能性はあると思います。


 結構大きな手術創だったのですが、昨年の手術後と比較しても穴の塞がり方が早いような気がします(単純に、昨年の手術創の方が大きかっただけかもしれません)。ただ、術後は何本も太いゴムが付けられ、いくつかは皮膚を貫通していました。皮膚を貫通していた部分のゴムは術後最初の通院時に外されたものの、その部分が痛々しい傷跡になっています。

 このまま順調な経過を辿って「完治」と言える状態になったとしても、手術痕は残ってしまうのだろうなぁという感じ。まあ、肛門周りなんて人様に見せるところではないのですが、我ながら美尻だと思っていたので少し残念です(笑)。



 そして便通の異常は改善しません。

①朝イチで排便はあるものの残便感がある

②しばらくして(朝食後〜昼食後などに)再度排便がある

③夕方〜晩にも便意に襲われることがあり、トイレに行くと少量の便またはガスが出る

・・・・といったところ。


 加えて下痢がありますので、この状態を病院で申告すると「過敏性腸症候群(IBS)」と診断されるかもしれません。

 ただ、昨年春に患った重めのIBSの症状を思うと、今の状態はごく軽度に思えるもの。便意も我慢はできますし多くて日に3回程度。ガスは多めですが、多少我慢はできますし昨年のように異常なほど多いわけではありません。下痢をすると言っても酷いものではないですし、漏らしてしまうことはありません。

 医師の発信する情報をあれこれ調べると「日に3回程度排便があるのは正常の範囲内」という話もあります。


 前にも書きましたが、大阪肛門科診療所というところが独自に提唱する「出残り便秘」という状態がしっくりきます。ですが、この状態を根本改善する方法というのはなさそうです……。

 外出後に長時間電車に乗るとか、しばらくトイレに行けない状況が想定される場合は「坐剤で出しておく」という対策くらいしかないでしょう。



 現在、仕事は長期離脱中。医師の診断書を出して休職しています。

 人事担当者と話をしたところ「4月のタイミングなら部署異動して復帰できる」とのこと。元いた部署には人格異常を疑うべきハラスメント上司がいるので、異動できるのは幸い。でも、また新しい環境になってうまくやっていけるのかどうか……。


 休んでいると、それなりに焦燥感や不安感に襲われます。でも「今日も明日も明後日もずっと休み」という環境はなかなか快適。家に篭もり誰とも会話をしない日が続いても平気な人間なのです。


 せめてあと10歳若ければ在宅勤務の仕事を探して転職しただろうなぁと思います。コロナ後に定着した在宅勤務制度は、それが馴染む業種、職種の企業では今も積極的に実施されているようですからね。でも、未曾有の人手不足の中でも無視され続ける氷河期世代が、スキルも経験もなしに易々と転職できるとは思えません。

 責任の少ない非正規の仕事なら中高年でも見つかりやすい時代でしょうが、このインフレ時代に不安定な低収入の仕事に就くのは悪手かと思われます。


 社会復帰すると、またストレスで体に異常をきたす不安があります。明らかにストレス性のものだと思われる傷病に襲われたのは、昨年のIBS、10年以上前に患った円形脱毛症と抑うつ、もっと昔には胃痛や頭痛などがあります。「ストレスに弱い奴だなぁ」と言われても仕方ありませんが、人間はそう強くないと思います。IBSの罹患者数が人口の10〜15%、不眠症が10%(軽度の不眠症状なら3〜4割)という数字を見ても、日々のストレスで心身のどこかに異常を抱えている人は少なくないでしょう。



 本当に健康は大切だと思います。周りに何と思われようが、自分を労り労り生きていこうと思います。