残念無念。

 

 再手術、再入院することが正式に決定しました。

 

 MRIまで撮っての判断で、これに抗うのは良くないと思い決断しました。主治医は丁寧に説明してくださり、不信感はありません。

 病院の治療実績を考えると、安易にセカンドオピニオンをしてもあまり意味はなさそうに思えます。もともと「痔瘻=手術するしかない」というのが現代医療の常識ですから、他に方法はなさそうです。

 

 もともと坐骨直腸窩痔瘻の中でも深い部分でややこしいもの。痔瘻の中で数パーセントしかない症例であり、1〜2割は再手術になってしまうとのこと。

(1〜2割に該当したことがショックでなりませんが)

 

 似たようなケースで手術を拒んで通院を続けている人もいるようですが、毎回膿を掻き出すような処置を受けて、治らないまま延々と通院が続くことになる可能性が大きいようです。

 それでも手術を避けて様子を見ることも検討しましたが、結局手術となる可能性を考えると早く決断した方がいいだろうと判断しました。

 

 

 また病院の入院手続きコーナーへ……。

 生活に余裕がないので迷いましたが、個室を選択しました。術後の不自由さ、メンタル面を考えると個室でゆったり過ごしたいと思うのです。少しでも節約するため、風呂のない安い個室にしました。

 

 あの術後数週間続く地獄の苦しみはもう味わいたくありません。ロキソニンがダメならボルタレンを躊躇なく飲んで対処したいと思います。あの痛みを考えると、多少胃に負担がかかるのはやむを得ないでしょう。

 一応「前回ほど痛みは感じないはず」とのことですが「個人差があるので何とも言えない」とも言われました。

 

 

 最短で手術できるのが1月末とのことで、まだ1ヶ月以上先になります。真夏に手術を受けるよりは、真冬の方が個人的にはマシだと思えます。

 

 術後は完治まで早くて半年程度の期間を要するとのこと。

 すでに最初の手術から8ヶ月近く経過。これだけ長い戦いになるとは全く想像していませんでした。このブログも、40回も書いてなお道半ばとは……。

 

 

 帰宅後、下痢をしました。ショックで体調に異変をきたしたのでしょうか。

 どうせまたメスが入れられるのだから、今日明日下痢しても問題ないかと開き直ります。

 

 またIBSが悪化する可能性を考えると前途は暗澹たるものですが、前に進むしかありません。

 メンタルが壊れないよう気を付けようと思います。