今から、7年前。
結婚が決まり、職場を退職したゆっこ。
「結婚後のビジョンは見えないし、今は遊ぼう♪」
っと、思い、再就職活動をしなかったのですが、生活するにはお金がかかる。
…っということで、アルバイト二件かけもちを始めました。
が、
これが大失敗…
それは…「社会保険料の支払い」です。
二件のアルバイト先、週二回ずつ、働いていたんですね。
両方とも、1日8時間。
なのに…会社の健康保険に入れない!厚生年金にも入れない!
そして…住民税は自分で支払い。
(つまりは、会社から天引きしてくれなかったということ)
めんどくさい…
なんか、損している気がする。
そして…めんどくさい…
そして、今日はどっちだ?と確認すること、
二つのシフト希望を出すことなど、
アルバイト二件掛け持ちしたことによる、余計な手間に、耐えられず…
「一つ会社でパート勤務」をすることにしました。
「正社員じゃないの?」ってところなんですが…
新卒の時の就活に疲れてしまい…
結婚式の準備もしたいし、
妊娠出産もあるかもしれないし…
退職となったときに、また会社の人間関係とかをいろいろ考えるの嫌だ…
みたいな感じで、さまざまな理由をあげ…大変そうな就活を避けてしまったのです。
ということで、パート勤務を始めたのですが、
「1日8時間、週5日」
なんで、こうなったかというと…
週30時間以上働かないと、
会社の健康保険に入れず、
国民健康保険になってしまう!!と知ったからです。
社会保険料の支払いから逃れたかったのに、自分で払うのは本末転倒だと思いました。
週40時間って、それって、正社員じゃないの?
っと思いましたが、同じくらい働いて、パート社員という選択肢もあるんだということを初めて知りました。
時間は8時間でしたが、社員と違い、時間で帰れる、つまり、残業なし、というのはよかったですね。
残業したら、その分の給与はもらえましたし。
しかし、「有期雇用」ではありました。
健康保険のことを考えての週40時間勤務でしたが、のちのち、本当に良かったと実感することになります。
「産前産後休業」
出産前6週間、出産後8週間、出産する本人が取得できるのですが、この「出産手当金」、支払いは「健康保険」からなのです。
つまり、国民健康保険だったら…休めるけど、もらえなかった!という可能性が高い…
もしくは、条件を満たしていれば育休取得になるのかしら。でも、その場合産前休暇の時は支給なしだし、給料の2/3もらえる期間が産後休暇をもらった場合と比較して、短くなってしまう!!
産前産後休暇を取れた方がいいはず!!
また、
「育児休業」
こちらは、男女ともに子供が一歳になるまで取得する権利がある制度ですが、
・同一の事業主に引き続き1年以上雇用されている
・子どもの1歳の誕生日以降も、引き続き雇用されることが見込まれる
・子どもが1歳6か月に達する日までに、労働契約(更新される場合は更新後の契約)の期間が満了することが明らかでないこと。
休業開始予定日の一か月前までに申し出る必要があります。
育児休業給付金の支払いは「ハローワーク」から。
雇用保険に入れるのは、週20時間以上の勤務。
そう、
私がもし、結婚を機に始めた「週二回八時間勤務、二件の掛け持ちアルバイト」を継続していたら、、、
二回の産前産後休暇・育児休業でもらった総額は…
はなかったかもしれない。
7年前の私、パートでも「週30時間以上働く」という選択!グッド!!
制度は「使える条件」が非常に大事と実感した話でした。