こんにちは。かねもと鍼灸整骨院 院長の金本です。
さて、前回の記事では年齢と共に億劫になる理由をお伝え致しましたが、実は、前回の内容は 若さを保つ秘訣にも繋がることをご存知でしたでしょうか？
前回の記事をご覧下さった方はお分かりだと思いますが、若さを保つ最も大切なこととは何か？
それは、
副交感神経を優位にすることです。
ええ、そうです。年齢と共に億劫になるのは、副交感神経の働きが30～40代になると、一気に落ちるから。
そして、その副交感神経の働きが低下することが、老化を早める要因にもなっているんですね。
逆に言えば、副交感神経の働きを優位にすることが出来れば、若さを保つことも可能になると言えます。
特に、不規則な生活や ストレスなどによって 自律神経が乱れやすい現代人にとって、食事や睡眠、肌に付ける物も大切ですが、それと同じかそれ以上に、副交感神経を高め自律神経のバランスを整えることは、非常に大切だからです。
乱れるのが当たり前。と言える現代社会だからこそ、自律神経の乱れを整える。副交感神経を高めることは、意識することは健康を維持する、かつ、若さを保つ上でも大切になってきます。
そして、この副交感神経を高めることこそが、若さを保つ、つまり、上手に年齢を重ねる秘訣の１つとも言えます。
何も意識しなければ、自律神経のバランスは乱れ、副交感神経も低下し、運動能力だけでなく、免疫力、新陳代謝など様々な機能が低下します。
ですが、自律神経のバランスを整え、低下している副交感神経を高めて行くことが出来れば、年齢と共に下降していくスピードを緩める、あるいは安定させることも可能になるのです。
このブログでもご紹介している、以下の動画をお試し頂くことでも、自律神経のバランスを整えることも可能になります。
>> ご家庭で自律神経のバランスを整え心身の不調を軽減する方法
魔法のように、一気に自律神経のバランスを整えることは出来ませんが、日々の積み重ねで自律神経のバランスを整えることが可能になります。
結果、副交感神経の働きもアップし 若さを保つ、健康を維持することにも繋がります。
よく、年齢よりも若く見える方がいらっしゃいますが、その方たちの多くは、乱れた自律神経のバランスを整える日常生活を送っている、意識してやっている（ 自律神経のバランスを整えることを意識していなくても、結果的にバランスが整っている ）ということなのです。
■副交感神経が低下すると、■
- 血管の老化が進み、結果的に、お肌のくすみや シミ、シワの原因になります。
- 免疫力も低下し、病気しやすい体になります。
- 些細なことでイライラしたり、怒ったり、悩んだり、情緒不安定になりガチになります。
- 結果、副交感神経の働きが更に低下し、症状も悪化して行きます。
■自律神経が乱れる生活習慣■
- 暴飲暴食
- 睡眠不足
- 人間関係のストレス
- 真夏なのに冷房がガンガン効いた部屋で長時間過ごす
- 過度の不安や 恐怖、緊張などにさらされた時
などなど、私たちは自律神経が乱れやすい環境の中で過ごしています。
意識していなければ、自律神経が乱れ 副交感神経が低下し、年齢よりも老けてみられたりするなど、若さを保つことも当然出来なくなります。
一方、リラックスしたり、リフレッシュしたときなど、心拍数が低下する時は副交感神経が優位に働いている証拠です。
何事もバランスが大切なように、自律神経にもバランスが大切です。
適度な緊張、適度なリラックスが自律神経のバランスを保つ秘訣でもあります。
- 適度な緊張＝交感神経が優位になる
- 適度なリラックス＝副交感神経が優位になる
呼吸でも自律神経のバランスを整えることが可能です。
私達は、過度な緊張する場面では交感神経が優位になり、脈拍が早くなり 呼吸は浅くなります。
そして、呼吸が浅くなれば血流も悪くなり、全身に十分な栄養と酸素が行きわたらなくなります。
そうなると、脳の機能も低下し、思考力、判断力、発想力なども低下します。
若さを保つことができなくなるばかりか、このように、仕事にも大きな影響を与えるのです。
しかし、イライラしたり、怒るなどの不機嫌になる原因、悩みの原因を特定し対策をたてるだけで、副交感神経を優位にすることも可能です。
上記の動画をお試し頂きながら、日常生活でも上記のポイントを気を付けてみて下さい。
そうすることで、無意識レベルで副交感神経を優位にすることができ、健康はもちろん、若さを保つことも出来るようになります。
自律神経のバランスを整えることは、心身のバランスを整える。ことにも繋がります。
●健康になる＝若さを保つ
ことにもなります。
だからこそ、日々の生活の中に自律神経のバランスを整え、副交感神経を優位にする方法を取り入れ、意識することが大切です。
ぜひ、上記の動画やポイントを意識してみて欲しいと思います。
以上、若さを保つ秘訣をお教えしました。
それでは、最後までお読み下さり ありがとうございました。
>> 前回の記事「 年齢と共に億劫になるワケ 」
金本 博明