自律神経は睡眠不足で乱れる理由 | 大阪府の自律神経失調症治療専門「かねもと鍼灸整骨院」

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・なぜ、自律神経は睡眠不足で乱れるのか?

こんにちは。かねもと鍼灸整骨院 院長の金本です。

さて、現代人は睡眠が短い人も多く、忙しさのあまり 睡眠不足の方も多いかと思います。

そして実は、自律神経は睡眠不足によっても乱れてしまい、副交感神経( リラックスの神経 )が低下してしまう原因にもなります。

そのため、睡眠のリズムを整えることも、自律神経のバランスを整える上で大切な要素となります。

しかしなぜ、自律神経は睡眠不足でも乱れるのか?

その理由と対策について、今から解説して行きたいと思います。

もしあなたも、夜遅くまで仕事をしたり、徹夜をすることもあるならば、必ずお読み頂きたいと思います。


自律神経は睡眠不足でも乱れる理由。

まず、日中は活動の神経 交感神経が優位に働き、夕方になるにつれ、リラックスの神経 副交感神経が優位に働きます。

しかし、本来 寝ている時間に遅くまで起きていると、活動の神経 交感神経が優位になり続けるため、副交感神経の働きが低下してしまうのです。

そのため、交感神経と副交感神経の切り替わりが上手くいかなくなり、眠っても熟睡できないまま朝を迎え、疲れが取れない、頭がボーっとする。眠たい、だるい。

…などなど、体調不良が現れます。


通常、副交感神経から交感神経に切り替わるのは、朝の4時~5時 ごろ。と言われています。


しかし、夜遅くまで仕事をしたり、睡眠不足の状態になると、交感神経に切り替わらないまま無理やり起きることになります。

そのため、頭がボーットしたり、だるかったり、眠い。つまり、副交感神経が優位な状態のまま起きているんですね。

自律神経は睡眠不足で乱れる理由は、普通ならば副交感神経が優位になる時間帯に起きて仕事をしたり、ゲームをしたり、パソコンを見たりしているため、交感神経が優位になっているから。です。

徹夜などは最もで、副交感神経が優位になる時間帯に起きている訳ですから、常に交感神経が優位な状態で、副交感神経が上がらないまま。

その状態が朝まで続くのですから、自律神経のバランスが乱れない方がオカシイ。と言えるぐらいです。

徹夜した翌朝は、副交感神経が十分に優位になっていない状態で、活動の時間、交感神経が優位になる時間がスタートします。

徹夜した翌朝は、副交感神経が極端に低いまま過ごさなければならなくなります。

このように、自律神経は睡眠不足でも乱れます。

当然、自律神経は腸や血管、血液の流れ、脳、精神状態にも影響していますから、自律神経のバランスが乱れると、心身の不調が現れるのは当然です。


心身の不調は、体からのサイン。

そして、心身の不調が現れるのは、「 体が無理をしているよ。休みなさいよ。」 というサインでもあります。

自律神経は睡眠不足でも乱れるので、自律神経を正しく機能させ、心身の不調を改善するには、徹夜の仕事を続けない、夜遅くまで起きない。ことが大切です。

そのためには、やるべき時には徹夜はするけど、それ以外の時は徹夜仕事をしない。

など、メリハリをつけることが大切です。

何か期日があるならば、その期日までに仕上げる時間配分、スケジュールを組み、その間は、他の仕事を断る、または、誰かにお願いする。など、全部自分でやろうとするのではなく、他の人に任せる。なども必要です。

自分で全てをやろうとして、断れないが故に仕事を引き受けたりすると、無理して頑張ろうとしてしまいガチです。

そうなると、気持ちは余計にでも焦り、緊張が高まり、ますます交感神経が過剰に働き、副交感神経が低下してしまいます。

自律神経は睡眠不足に大きく影響を受けます。

自律神経が乱れた状態では、能率も下がり仕事の効率も大きく低下します。

人に任せられることは任せる。今日はここまでにして、明日また頑張ろう!と切り替えて睡眠を取れば、寝ている間に自律神経のバランスが整います。

睡眠不足が解消されれば自律神経のバランスも整います。

そうなると、頭も冴えわたり、仕事の効率も上がるため、期日通りに仕事を進めることも可能になります。

人に任せられることは人に任せる。休めるところは休む。など、無理をすることは辞めると、そのとたんに自律神経のバランスも改善し、心身の不調も改善して行きます。

自律神経を整え睡眠不足にならないためにも、睡眠バランスを整えることは大切です。

では、どのよにして睡眠バランスを整えれば良いのか?

次回にお伝えして行きたいと思います。

いつも夜遅くまで起きている方、徹夜が多い方は是非、ご参考頂きたいと思います。

以上、自律神経は睡眠不足で乱れる理由について、お伝えしました。
それでは、最後までお読み下さり ありがとうございました。

 >> ご家庭で自律神経のバランスを整え心身の不調を軽減する方法

 >> 前回の記事「 40代は自律神経が乱れ心身の不調が現れやすい! 」

金本 博明