こんにちは。かねもと鍼灸整骨院 院長の金本です。
さて、以前、ネガティブ感情は自律神経のバランスを崩す。とお伝えしましたが、今回は更につっこんで解説して行きたいと思います。
このブログでも何度もお伝えしている通り、心と体はつながっています。
そして、自律神経もまた、心と体に影響しています。
そのため、ネガティブ感情などによって自律神経のバランスを崩し、自律神経失調症など心身の不調も現れることは、医学的にも言われてきています。
喜怒哀楽によって、自律神経も影響を受けているのです。
その中でも特に、医学の研究から 負の感情。たとえば、
嫉妬や怒り、妬み、恨み、憎しみ…。
といった負の感情は、自律神経のバランスを大きく乱す原因になる。ということが、言われてきています。
怒りや愚痴など、ネガティブな時の自律神経の働き。
ネガティブ感情は自律神経のバランスを乱す。
とお伝えしましたが、では実際に、人が激しい嫉妬や怒り、愚痴などをもらしている時、自律神経は私たちの体にどのような影響を与えているのでしょうか?
それについて、今から詳しく解説して行きたいと思います。
ネガティブ感情を抱いた時の自律神経の働き。
まず、ネガティブ感情を抱いている時、自律神経はバランスを乱し、交感神経が優位になります。
それによって、血管は収縮し 血液の流れも悪くなります。結果、血液はどんどん ドロドロの状態になっていきます。
血管が収縮し血液の流れが悪くなると、当然、各内臓の機能は低下し、ホルモンバランスも崩れてしまいます。
ホルモンバランスが崩れると、肌や髪の毛のツヤも失っていきます。
嫉妬や怒り、妬みなどの負のストレスを抱けば抱くほど、自律神経のバランスは大きく崩れる。
つまり、心と体のバランスが乱れ 心身の不調が現れるのです。
そして、この状態が続くと免疫力もガクンッ!と落ちているため、病気になりやすく、キズも治りにくくなるのです。
「 本当かいな? 」 と思われるかも知れませんが、これらは医学的にも解明されていることなんですね。
では、どうすれば良いのか? それは、
■負の感情を手放すためのポイント■
- 人には人の価値観、背景があること。
- 人と自分とは違って良いこと。それは当たり前のことなんだ。
- 他人はコントロールできないこと。
- 自分を直視する。
ということに尽きると思います。
自律神経のバランスを乱すのは、妬みや怒り、憎しみなどの負の感情です。
それらは時として、自らが招き、また、自分を直視せず人のせいにしている時、誰かのせいにしている時に抱くことも多々あります。
何か失敗した時、上手くいかない時など、それを誰かのせいにしていると人は往々にして、恨んだり、妬んだり、憎んだりなどの負の感情が芽生えてしまいガチです。
そのため、まずは、上記のポイントに気を付けてみて欲しいと思います。
詳しくは、次回よりお伝えして行きたいと思います。
以上、ネガティブ感情は自律神経のバランスを崩す【其の二】をお伝えしました。
それでは、最後までお読み下さり ありがとうございました。
>> ご家庭で自律神経のバランスを整え心身の不調を軽減する方法
>> 前回の記事「 自律神経の働きは脳の働きと同じぐらい重要!」
金本 博明