こんにちは、垂水区潮見が丘&星が丘の学習塾・自立学習館塾長の鳩島です。
この美しい羽をもつ昆虫、実は蝶(チョウ)ではなく蛾(ガ)なんです。
今回の特別イベント「天蚕糸(てんさんし)を紡(つむ)ごう」で、講師のY田さんが紹介してくれた画像です。マダガスカルに生息する蛾だそうです。
昆虫のいろいろな驚きを教えてもらえた、「理科の特別授業」を11月18日(日)に行いました。
森にいる蛾の繭(まゆ)をつかって、天然の糸(天蚕糸:てんさんし)を紡いでみようというイベントです。塾生(中学生)だけでなく、小学生や大人の方も参加してくれました。
繭から糸を紡ぐ体験は中々できません。しかも、地元の山で採取した繭を使うというので、特別感が増します。わくわくします。
「ヤママユガ(今回使う繭を作る蛾)は、日本全国の山に生息している、普通の蛾ですよ。気を付けていれば、採取できますよ」
と、Y田さんに教わりましたが、野山に入る機会が少ない私や参加者にとっては、とても貴重で面白い体験になりました。
Y田さんに準備してもらったヤママユガの繭(まゆ)です。美しい萌黄(もえぎ)色をしています。ヤママユガの幼虫は、クヌギやコナラの葉を食べて育ち、新緑の多い5-6月ごろに繭をつくるそうです。新緑の中で目立たないように、繭(まゆ)は萌黄(もえぎ)色になるとのことでした。
この繭を煮て、柔らかくしてから紡ぎ始めます。
Y田さんの説明を聞いて繭の端を少しひっぱります。
糸が出てきました。
出てきた糸を、厚紙に巻き付けながら紡ぎます。
最初はくすんでいた糸も、紡ぎ続けていると次第に光沢のある糸に変わっていきます。
15分ほどで、これだけ取れました。
まだまだ紡げそうですが、ここまでで、終了時間です。
2時間があっという間でした。紡ぎかけの繭は皆さんにお土産としてもって帰ってもらいました。家で続きを楽しんでくれたかな。
アンケートにも、
「かいこのことが知れて良かった」
「マユをはじめてさわった。糸つむぎが楽しい」
「虫と人間の関わりで、知らないことがたくさんあった。それをしることが出来て良かった」
「(Y田さんの)説明がとても分かりやすかった」
と、満足してもらえた感想が多く、塾としてのはじめてのイベントは大成功かなと主催者として喜んでいます。
半年前から企画して準備を進めてくれた、講師のY田さんのおかげです。
Y田さん、ありがとうございました。
これからも、新しいことを知る・体験するイベントを行いたいと考えています。
知的好奇心を刺激することができればいいなと思っています。
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