【7つの習慣とアドラー心理学】主体性を発揮する
最近、中田敦彦のYouTube大学というYouTubeのチャンネルで、「7つの習慣」が取り上げられてるから復習がてら楽しんでます。7つの習慣は、僕の中でアドラー心理学やドラッカーに並ぶ程大切にしている考え方です。アドラー心理学と7つの習慣を実践することで、人生で感じる幸福感が爆上がりすると、僕は言い切れます。そして、アドラー心理学も7つの習慣も、僕の好きな「コーチング」というスキルに多大な影響を与えています。逆に言うと、コーチングを受けることで、7つの習慣やアドラー心理学を実践しながら深く理解し、成果に繋げることができます。ついでに、ドラッカーも難しさを感じずに理解できるようになると思います。前から7つの習慣とアドラー心理学の類似性がよく指摘されてるんですが、コヴィー先生が影響を受けてる心理学者マズローがアドラー心理学の影響を受けてるので当然ではあるのです。それを踏まえて、アドラー心理学で7つの習慣を補完していくのが上手い使い方なんじゃないかと思います。例えば、第1の習慣である「主体性を発揮する」っていうところですが、早速、アドラー心理学の実践によって自然と身に付けることができます。主体性というのは、アドラー心理学で言う自立。つまり、「共同体感覚」の採用とも言えます。共同体感覚とは、ある面から解説すると、「原因論や承認欲求に執着せず、目的論や建設的であることを採用することに対して感じる幸福感」となります。原因論や承認欲求を採用すると主体性を損ないます。何故かと言うと、人生が常に外部要因によって左右されてしまうからです。逆に目的論を採用していれば、外部要因の変化は目的を達成する方法や順番を変化する程度の影響でしかありません。また、アドラー心理学で言う建設的とは、「みんなにとって役に立つこと」を指します。承認欲求を満たすことで人間関係の安心を得るという、生来の能力で生きるのではなく、みんなにとって役に立つ自分であることで、人間関係の安心を得るという、学習的な能力を習得する。そうすることで、人間関係の安心感が自分次第となり「主体的」な状態でいららるという話です。自分の承認欲求への執着が強いと感じる人には、「課題の分離」というエクササイズが有効です。課題の分離を取り入れることで、他者からの干渉によって目的に向かう力を失う必要が無くなります。課題の分離とは、「この事柄は誰の結末に帰着するものなのか?」という判断で課題や責任の観点から人間関係の状況を整理する手法です。今回は第1の習慣に対してだけ解説しましたが、それに続いていく習慣にも、アドラー心理学の実践が効果を表します。先ずは、「主体性を発揮する」という生き方を試しに採用してみてはいかがでしょうか。