2024年のスロ業界について | ミズーノの戯言

ミズーノの戯言

パチ・スロ業界の表と裏を中途半端に行き来する最底辺による
業界観察ブログ&ボヤき


皆様こんにちは。
戯言のお時間です。


先日、漫画家・鳥山明が逝去。
68歳でお亡くなりになったということで
亡くなったことを惜しむ声も多いわけですが
過去、両親の闘病を見守ってきた自分的には
急性硬膜下血腫のような突然死というのは
迫ってくる恐怖とは無縁ということもあって
家族や周りの人間達が考えているよりも
結果的に安らかな幕の閉じ方なのかなと。


今から4年前、迫る死の恐怖に抗おうと
必死に抗ガン治療を続けていた母親でしたが
その闘病生活は本当に辛そうでありました。
髪は全て抜け落ち、ウイッグを付ける生活。
息子の前では気丈に振舞おうとする姿を見て
涙が溢れそうになってしまうわけです。


そういった姿を見て来たこともあってか
恐怖という感情を抱えずに亡くなる結末は
ある意味、大往生と似たような最期であり
本人的にも後悔はしていないような予感。
 

 

どうやら生前の鳥山明氏は健康意識が高く
毎年人間ドックを受けていたんだとか。
どういう状況で亡くなられたのか不明ですが
ホント、何が起きるか分からないですよね。


先日、岡田斗司夫氏が鳥山明の逝去に関して
コメントを残しておりましたが…


ドラゴンボールはあまりの人気故に
無理やり長期連載を義務付けられた作品。
一時は仕事への重圧によるストレスで
吐き気を催すほどに病んでいた時代があり
辛かった時期が長かったみたいですね。


自分も昔、何かの記事で読んだのですが
鳥山明が引き受けて後悔した仕事の1つが
ドラクエのキャラクターデザインらしく
新作の度に追加される新モンスター関連の
膨大なキャラクターデザインというものは
相当に精神が病む仕事だったんだとか。


過去に色々なキャラクターを創造したことで
既にボキャブラリーが枯渇しているというか
新しいキャラを描いたつもりだったのに
実は過去に似たようなキャラが既出だったり
本人さえそれを把握出来ていなかった様子。


更に…


ドラクエなら物語序盤に登場してくるような
特に強くもない雑魚敵というのが難しいらしく
序盤らしい「見た目通りの弱さ」といった
RPGらしい要求もあって、デザインの幅にも
相応の制限が加わってくるわけです。


言われてみれば確かにとでもいうか
累計で数百を超える敵キャラデザインを
個別に書き上げるというのは至難の業。
当然プレイヤーはそんなことを気にも留めず
新しい敵キャラの誕生は当然と考えており
現場の苦労など知るわけもないということで
常に葛藤を繰り返していたんだろうなと。



正直、自分と同世代の人間であれば
影響を受けていない人間を探す方が難しく
青春時代のヒーローだったのが「鳥山明」
作画レベルは超が付くほどの天才ですが

ギャグセンスも恐ろしく高いのが特徴。

Drスランプや初期DBのギャグ要素然り

ある意味、完全無欠の天才だったのかも。

そんな具合で超が付くほど認知されているのに
全く身バレしていない人物という意味では
世界一謎の多い漫画家だと思いますね。


当然、面識などあるはずもないですが
もちろん自分も大好きな漫画家であり

自分の人生に大きな影響を与えてくれた
恩人のような存在であります。


ご冥福をお祈りいたします 合唱。







前回の戯言にて、近場のダイナムに
KPEのスロドルが導入されたことを報告。
近隣に導入店舗が無かっただけでなく
セールス的にも散々だったということで
機械を見たことさえ無かったわけですが
導入以来、積極的に触っている自分。


色々と凄いですね、この台。


ナレーションには立木文彦を起用しており
一瞬、豪華な印象を受けてしまうわけですが
恐らく、このキャスティングは化粧の一環で
これはチープさを感じさせないための配慮!?


基本的にコストが掛かるのは液晶演出であり
声優のナレーションは1日で録音可能。
拘束時間やナレーションの原稿数が
ギャラに直結するということを考えると
立木氏の起用も意外と低コストな予感。


通常時のBGMにはYouTubeでよく使われている
フリー素材系のBGMが採用されていたりと
今までの機械には無かった違和感が凄まじく
遊技機開発費が気になって仕方ない感じ。


そんな感じでスロドルを調査しているうちに
貯メダルがゴッソリ無くなってしまいました。



許すまじスロドル!!


が…


パチンカスという部分にさえ目を瞑れば
正直、スロドルに登場している女性陣自体は
ほぼ全員普通に可愛い&キレイな人達ばかり。
ラブ嬢のキャストに混ざっていたとしても
特に違和感無いレベルの方々ばかりなので
チアチアパーティーを打っていた時のような
モヤモヤがないのも好印象であります。


まぁ、現時点で全く良い思いが出来ておらず
若干のストレスを感じ始めているわけですが
楽しい展開に遭遇をすることを夢見て
今後もスロドルライフを満喫する予定。


だからお願い!撤去はしないで!!


何というか、残念ながら稼働は微妙というか
お世辞にも良好とはいえない状態。
まだ当面の猶予はあると思われますが
売掛金(期待値)を回収するまでは
粘着してやろうと考えております。


まぁ、そんなことはともかく


パチンコに搭載された新システム
ラッキートリガー実装機がいよいよ登場!



自分は基本的に甘デジ専門ということもあり
こういったシステムを切望していた側の人間
最初の1000円だけは良く回るという
パチンコジンクスと組み合わせることで
オカルト的な攻略さえも出来てしまいそう。


そんな感じで期待しているわけですが
今回のラッキートリガーに関しては
珍しくホールの需要とプレイヤーの需要を
共に満たしているのが大きなポイント。


回らない台にも1チャンスが生まれ
フラッと座るプレイヤーが増える可能性や
低貸しフロアからでも夢が見れるような
適度なスパイス的要素になるシステムなので
わりと今後の主流になるのではないかと。


遊タイム搭載機の現状を見れば分かりますが
出玉が保証されるタイプのシステムは
ハイエナ連中のターゲットになることもあり
扱いが良いホールを見たことがないというか
結果的に 回らない=稼働しない という
負のスパイラルに陥りがち。


そういった意味ではホールにおいても
お金を入れるプレイヤーが恩恵を受けられる
非常に素晴らしいシステムだと思いますね。
果たして世間の反応はというと…


ホールからもプレイヤーからも、概ね好評!?


実質旧MAXタイプ再現となる「アリア」からは
当然のようにコンプリート報告が出現中。
確率帯は甘デジである「北斗強敵」からも
コンプリート報告が挙がっているんだとか!?
恐らく、想定外のLT出玉に悩まされ続ける
呪われたホールも出てくるかと思われますが
LT出玉に魅せられた中毒者が今後は増え始め
ホールの看板ポジションへと駆け上がる予感。


ラッキートリガー恐るべし!!


現在は無くなってしまった機能ですが
昔はサイトセブンにおいてパチ&スロの
全国出玉を閲覧できた時代がありました。


全国で登場した最大出玉のランキングが
連日、加盟店からリアルタイムで更新され
優良店舗を調べるツールになるだけでなく
ランキングアベレージをチェックすることで
遊技機自体の出玉性能も推測可能になる
本当に重宝していたページなのですが

 


どうやらお上の方々もその出玉ページで
遊技機をチェックしているという噂が広がり
いつしか閉鎖されてしまった全国ランキング


その当時、甘デジ帯における最大獲得は
概ね6万発くらいが限界だったこともあり
登場と共にコンプリート報告は予想外!
個人的な甘デジにおける最大一撃は
1万3千発程度だったような気がしますが…


まさか甘デジ帯で10万発とはねぇ


気軽に夢を見れる射幸性搭載という意味で
今後P業界の主役になりそうな予感!?
個人的な希望では、やはりアナログマシンに
ラッキートリガーを融合させることで
新しい何かを誕生させて欲しいところ。


是非、羽南国の進化版とかを期待したい!
アムテックスさん宜しくお願い致します。


ということで今回のテーマ
テーマは「2024年のスロ業界」について



先日、平オリから「南国育ち」が登場し
山佐からは「キングパルサー」が登場


どちらも4号機のリメイク作品でありますが
出玉速度やゲーム性を含め、恐らく今作が
もっともオリジナルに近い復刻ということで
個人的にも注目していたわけですが…


中古価格を見る限り、意外と高評価が多く
少しづつ、流れが変わり始めている印象。



従来であれば、液晶が無ければ稼働しない等
液晶非搭載に対するネガティブなイメージが
少なからず先行していたような気がしますが
昨今、液晶演出のコストカットによる影響で
通常時の演出パターンが乏しくなってしまい
もはや液晶が飾りになっている機械も存在。


サブ基板時代は細かい部分の作り込み然り
液晶演出の法則性を理解することによって
プレイヤーの知識介入に繋がったわけですが
6号機移行後はそういった遊技機は少なく
作り込みの浅い機械ばかりが増加。



むしろ液晶を搭載することによって
その機械の演出パターンの少なさであったり
悪いところばかりが目立ち始めていたりと
本来なら相乗効果を期待する部分なのに
粗末さを強調させてしまうことにも繋がり
諸刃な要素となりつつもある「遊技機液晶」



どうやら液晶搭載機と非搭載機では
開発コストが全く違ってくるらしく

だからこそジャグラーシリーズというのは

北電子最強のアイデンティティであり

出回る台数を制御して管理しているわけです。

 

 

メーカー的には液晶非搭載でセールスが
期待出来るシリーズというのは財産でもあり

本来であれば歓迎されるべきコンテンツ。
既にホールでシェアを確立している
オキドキシリーズにジャグラーシリーズ
それらに続く「動く液晶非搭載機」の登場は
今後のホール業界を大きく変化させるはず。


そんなこともあって、南国やキンパルを

ゲーム性を指示するプレイヤーの声を聞くと

パチスロに秘められた可能性を感じてしまい

今後のスロ業界に期待を抱いてしまう感じ。


南国育ち・キングパルサー両機種ともに
派手な部類の機械ではなく比較的シンプルな
遊技機だと思われますが、液晶が無くても
考えることが多い機械というのが個人的には
ベストな機械だと考えている部分があるため
現在その破壊的な出玉性能が注目されている
NETのチバリヨ2の台頭も本当に嬉しい限り。



初代チバリヨはリセット恩恵が強いため
一部プレイヤーにもてはやされていましたが
個人的にはリセット恩恵云々よりも
疑似遊技を取り込んだチェリー前兆を含め
考えながら打てる部分を評価しており
確率の偏りなのか?前兆なのか?を考え
チェリーを待ち望むという通常時が
中々に心地よかったわけであります。


もちろん、チェリーが落ちずヤキモキしたり
感情を左右される展開にも度々遭遇しますが
ヤメ時がある程度明確だったりするため
リセット恩恵ばかりが話題に上がることに
若干のストレスを感じていた時期も存在。


南国・キンパル・チバリヨ


これらシリーズは遊技機の仕組み上
スマスロレギュレーションが適しており
満を持して登場したような印象というか
今後の動きには特に注目しております。


個人的に、キンパルの通常時演出が

5連続した場合はボーナスという仕組みは
4号機当時から絶賛していたこともあって

こういった流れを取り込んだゲーム性が

今後も増えていってほしいなと期待。

 

 

例えば、こな写で有名な「湘南爆走族」

 

 

5号機初期の暗黒時代、当時の機械では

微妙に高機械割で登場したこともあり

登場前には若干期待されていたものの

通常時、毎ゲーム発生する期待感ゼロの

こな写演出がネタにされてしまった結果

現在では伝説的なクソ台として名を馳せる

特級呪物的な5号機であります。

 


もしもこの機械が5連続演出発生で

ボーナス確定だったとした場合

 

1G目 こないだの写真出来たぞ!

2G目 こないだの写真出来たぞ!

 

3G目 こないだの写真出来たぞ!
 

4G目 こないだの写真出来たぞ!
 

5G目 アメリカが見えるよ!!(ボーナス確定)


たったこれだけで面白い機械に変化し

むしろ「こな写」は神格化されていたはず。
 

 

ちなみに…

 

 

演出が5G連続でボーナス確定という仕組みは

藤商事の伝説的名機「サンダーバード3」にも

搭載されていたことも大きな特徴なのですが

あの機械も前兆演出のサジ加減が絶妙であり

前兆中のレバーオンが楽しくて仕方ない機械。


キンパルの復刻でこういう部分に注目が集まり
伝播していくことを期待しておりますが

液晶で何かを示唆することに拘るのではなく

液晶が動いた時点でチャンス?というような

4号機時代の演出バランスという部分にも

スポットが当たってくるのではないかと。


結局、結論はシンプルイズベストであり

過剰な作り込みは後々自分達を苦しめる

呪いになりかねないというのが自分の持論。

2024年は飾りを排除して本質に近付いていく
そんな時代になっていきそうな気がしますね。


そして…


先日、P業界がザワついた、広告宣伝における
ガイドライン第2版が公開されることに。


ここ数年、遊技機のレギュレーションの他
広告宣伝に関する部分においても、以前に比べ
緩和傾向が見られているパチ&スロ業界
何らかの緩和が噂されていたわけですが…
 

 

どうやら、今回公開されたガイドラインでは
いわゆる「来店系告知」が解禁されることに。



これに関しては自分も予想外だったというか
アッサリOKになるとは思わなかったのですが
来店告知をOKにする反面、それに伴う公約類は
従来通り処罰対象という条件を設けることで
具体的な告知を不可能にさせているという
ルールを守って来たホールは緩和に繋がり
ルールを無視してきたホールには旨味の少ない
わりと考えられたルール改正なのかも。



ただ、結局はイタチごっことでもいうか

最初からグレーなことをしているような人は

どんな状況でもグレーなラインを攻めるので

正直なホールが損をしてしまう図式というのは

今後も継続していきそうな、寂しい予感。


ただし、真っ当な営業方法であっても

ホールに出来る集客手段自体が増えたことで

頑張っているホールが自社努力を伝える環境は

ここ10年でも最も豊富なのではないかと。



どうやらホールのオススメ機種に関しても
設定を謡うような匂わせはNGでありますが
ゲーム性が面白いから看板として取り扱う的な
機械性能を評価した表記は許されるらしく
一時期ジパング地下にあったようなポエムや
営業指針を示す文言は問題無さそうな予感。


あとは、入荷景品を告知するといったような
関連付けた期待感匂わせも可能になっており
上手に活用することで、今までに無かった
新しい集客方法も誕生してくるのかも!?


遊技結果報告(ランキング系)も当然OKであり
最近ジパングがTwitter(X)でスタートした
備忘録のようなピックアップ事後報告等も
特に問題視されるわけではないんだとか。



自分は全くTwitter(X)を更新していませんが
ジパングが腰を上げたということであれば
当然応援していくのが自分のスタイルなので
Twitterにもリポスト的な投稿を行う予定。



詳細は知りませんが、トロフィーの出現然り
現在はホールが計画的にプレイヤーへと
意思を伝えることが出来る時代ということで
それらツールを活用した立ち回りであったり
ジパングの動きには個人的に注目してます。



ジパングで遊技中、トロフィーが出現した際は
若干粘ってみることをオススメしますね。

もちろんそれらは個人的な見解でありますが

きっとそれは偶然ではないはず。



閉鎖的な部分が多かったジパングですが
どうやら最近は出玉関連のデータに関しても
パスワード不要でアクセス出来るようになり
少しづつアクセスも増加中なんだとか。



あまり詳しくは書きませんが
ジパングにも大なり小なり動きがあり
昨年末から試行錯誤を繰り返している状態。

現在、最前線で頑張っているスタッフ含め
既に10年来のお付き合いがあることもあり
自分に出来る方法で応援したいですね。



一時期の暗黒時代とは状況が変化し始め
ホールの個性を打ち出すことが可能になり
出玉報告も可能になったというだけでなく
来店告知関連も許されるということなら
ホールの裁量で色々なことが出来るはず。


以前行っていたような、生放送とは異なる
時代に合わせた新しい立ち回りを考え
是非、行動していって欲しいところ。


近々、都内に戻る予定もあるため
その際にはジパングにも足を運び
久しぶりに彼らと話をしてみたいなと。


ということで今回の戯言は終了。
次回の戯言でお会いしましょう。