ほとんどの男性たちは仕事をとおして自己実現を追求します。男性の自己実現は、人間ではない対象に向かって価値を追求していくことであり、その対象が抽象的なものあれ物質的なものであれ関係がありません。このように仕事をとおして価値を追求することは、死ぬ日まで蜃気楼を追い続けるようなものであり、そのためには絶えず何らかの原動力が必要になります。つまり、どこかで必ず楽しさを感じながら絶えず情熱を作らなければならないという意味です。
この時、価値追求をしながら結ぶ人間関係が価値追求できるエネルギーの原動力になり、男性はその人間関係に性が動いています。もともと妻も、妻になる以前は一人の女として、複数いるエネルギーの供給源の一人でした。そうするうちに、なぜか男性に本当の愛である責任と保護の心が生まれて、妻という座に分離しておいたのです。そのため、最初は妻にも性が作用していましたが、妻に意味が作られ、家庭が安定してからは性が作用しなくなります。
この時もし妻に女性力が作られ妻が夫の唯一の「性の楽園」になっていると、夫は外部で価値追求をしながら性こころが作用して熱心に仕事をしていますが、他人に対して性欲が生じたり性行動につながったりすることがありません。
そうなるためには妻は日常の中で高度の能力が必要です。ほとんどの女性たちは女性力を喪失したまま暮し、自分は妻であり母であるだけで、自分が一人の女であることは忘れて生きていきます。そしてある日ふと鏡を見た時、自分は妻であり母であったことに気付き、女としての自分を飾る努力をするようになれば、これまで累積されていた心の傷が作用して性的魅力だけを高める努力をするようになり人生がこじれることになります。
女性は心の傷と性が結合して性欲が強くなり、関心を受けることが幸福だと錯覚する現象が起りますが、この時もし妻が家庭ではない他のところで関心を受けるようになれば、それこそが自分の幸福だと考えて盲目的にのめり込むようになるからです。
また、このように女性力はないまま性的魅力だけを持っている妻と一緒に暮らしている夫は、セックス欲求が強くなり妻を性的対象にのみ認識したり、仕事をしながら結ぶ人間関係においても強いセックス欲求が作用することで不祥事が発生することもあります。
したがって、「私の旦那は外で仕事のみをしているのだろうか?」と心配になるなら、夫が外で仕事のみできる人になれるようにすればよいです。その唯一の方法は、女性力アカデミーをとおして妻自身が女性力をつけることです。
女性力をもつ女性は未婚であろうが既婚であろうが相手男性が決してよそ見できない宝物のような存在になります。周りに心の傷と性欲にあふれ性的魅力満載の女性たちがいくら多くいても、性をとおして真の幸福と情熱、性的幸福、セックスの楽園を作れるのは女性力をもつ女性しかいないからです。
その結果、女性力をもつ女性のそばにいる男性は、相手女性の体と心、性を保護することに自分のすべてを総動員し、そこから作られる日常の幸福と性的幸福が仕事ができる原動力になり、何事において情熱的で活力あふれる人生を生きていくようになります。



