性修練とセックス教育の違い | 日本心理教育院 www.jip.ac

 

私たちは性と聞くと、セックスを思い浮かべます。そのために、性修練も初めて聞く時は、セックスの修練ではないかと考えがちです。

 

それでは、性修練とセックス修練にはどのような違いがあるのでしょうか。

 

セックスは必ず相手が必要で、誰かとともにする行動であるために、セックスを中心としたすべての性関連の修練法は、相手中心です。すなわち、世の中に存在する性に関する情報は、すべて相手と結び付ける相手本位だという意味です。

 

しかし、実際に相手と相互作用するのは、私たちのこころであり、性こころは、唯一自分のこころに向かってはたらきます。ところが、性こころがはたらくときも絶えず相手を中心に相手のことを考えるために、性こころのエネルギーが自分にポジティブな影響を与えるのではなく、相手に向かうようになります。

 

したがってこのような考えを断ち切って、性こころのエネルギーが唯一自分の感情を回復させるように修練するのが、性修練法の核心です。性修練を進めるに当たって、このことに対する安全装置としてこころについて勉強をする課程が盛り込まれています。

 

現在、日本心理教育院では3つの女性専用治療法があります。女性の感情を治癒するためのものです。

 

一つ目は母親の感情を回復して子供の心理問題を解決するマザーセラピーです。

二番目は、女性の感情を回復させて、心理のバランスを成すようにする、キップダイエットです。心理のバランスが整うと、自ずと体のバランスも整えられるという原理を利用したダイエット法です。

そして三番目が性修練法です。この三つのなかで、最も強力に性こころを稼働させるものが性修練法です。そのために最も強力な治癒効果があり、その分、安全を保障しなければならないのです。

 

このような女性専用の治療を進めるときは、こころの安全装置がなければ、性エネルギーは理由をとわず、相手に向かうようになります。

 

例えば、ダイエットをするときも、自分の体とこころのバランスではなく、相手にきれいに見せるためのダイエットをすると、徐々にダイエットから抜け出せなくなり、体と心理は壊れていくのです。

マザーセラピーも同様です。子供の心理に問題があるからと考えて、子供のために自分を回復させようとすると、根本的な解決にはならないのです。唯一母親自身の回復を考えてこそ、母親の回復した感情によって子供たちは、自ずと心理が回復され安定するようになります。

未だに、多くの女性たちが、自分自身のこころのために性エネルギーを使うとは考えないために、性に関する問題が発生すると、相手中心のセックス教育を受けようとするのが現状です。

 

現在、性教育とセックス教育については、膨大な情報に接することができますが、このように相手と結び付ける性情報に接すれば接するほど、皆さんの心理は崩れていくことを知る人はいません。

さらに恐ろしいことは、現在の性教育は幼い子供のときから行われるということです。子供たちはこのような性教育によって心理が不安定な状態のまま成長することになります。このように本質を知らないと深刻な結果をもたらしかねないということをご参考ください。

 

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