~前回までのあらすじ~


009の特徴はなんといっても奥歯の加速装置!
コレの凄い所は自分の動きが高速になるんじゃあない!
周りの動きがゆっくりになるのだ!
その感覚に、私は敬意を表する!!
敬意を表するから加速止めてください。いやマジで






高鳴る鼓動を抑えつつボーリング場を後にする私

どうやら次は食事に連れてってくれるらしい

アイスを複数&ケーキを二つ食べた私に食事をしろと?
なに?太らせたいの?
指ごとクラッカーを食べろと?
飲み物しか頼んであげないんだからッ


お兄さん『何が食べたい?』

私『…お兄さんは?』

お兄さん『好物はなんだ?食いたい魚料理を言いな…刺身か…カマボコか…』

私『www…お寿司ですかね。私、お寿司は大好きですよ』

お兄さん『生意気な。まさか回らない寿司なんて言うんじゃあないだろうな』

私『回らない寿司なんてあるんですか??』

お兄さん『……ん?』

私『ん?』

お兄さん『回転寿司…』

私『はい、回りますよね?それが回ってないんですか?』

お兄さん『食べたいのを注文し続けるタイプの店が、俺は回らない寿司と表現したが?』

私『知らないです』

お兄さん『頑張れ俺、ここで笑ったらこの子を傷つける事になる…くっ』

私『…どーせ田舎者ですよ』

お兄さん『では黄金の回転で』

私『黄金の回転で!』


馬から足へ、足から腰へ、回転は指先へと伝導する!


回転寿司へ到着した私達

ハッ!ここで飲み物だけって難しいかも!
なるほどやれやれ、してやられたと言う訳か…


たまごを一瞬で食べるお兄さん!
カッパ巻き、サラダ巻き、タコへと続く!


………アレ?
お兄さん魚食べてなくね?
…ん?んん~?

私『お兄さんマグロ食べないんですか?』

お兄さん『あぁ、俺さ、生魚アレルギーあるから寿司は魚以外で攻めます』

私『えぇー!?…それ早く言ってくださいよ!な……えぇー!?』


はぁ!?じゃあ何!?寿司ってむしろ嫌いな部類に入るんじゃ…
えっ!?
…まさか…私が大好きって言ったからなのか?
言ったからなのか!?


私『えーどーしよwwwもう!』

お兄さん『別に気にする事はないよ、寿司自体は好きだし。それでも俺に申し訳ないと思うならば好きなだけ好きなもの食べなさい。ここに来た『価値』を『満足感』を示しなさい』

ばばーん!

なにその考え方!どこの宗教よ!

私『ならば応えよう。このストレイツォ容赦せん』

お兄さん『ここは回転寿司だから寿司は直接触れて取らなければならない』

私『wwwへいマスター!ネギトロ!』

お兄さん『あいよっ』

皿を取ってくれるお兄さん
食べる私

私『へいマスター!ネギトロ!』

お兄さん『あいよっ!』

『マスター』の空気を感じさせない口調で皿を取ってくれるお兄さん!
食べる私!

私『へいマスター!ネギトロ!!』

お兄さん『wwwwwあいよ!』

3連ネギトロにちょっとだけダメージを受けながらも皿を取ってくれるお兄さん!
ネギトロおいしい!!

私『へいマスター…』
お兄さん『あいよ!』

wネギトロきた!
マスター、『いつもの』。で通じるメニューに!


私『お前は次に『おい、テメェどんだけネギトロ好きなんだよ!』…と言う』

お兄さん『おい、テメェどんだけネギトロ好きなんだよ!…ハッ!』

私『フッフッフ…』

お兄さん『いやwwwフッフッフじゃなくてさ、どんだけネギトロ好きなんだよ!…ハッ!』

私『ハッwwwネギトロおいしいですぜ!』

お兄さん『醤油つけ過ぎだし、あんまり塩分採り過ぎると腎臓壊れるぜ?』


なに突然優しさ見せてんのよ!そんなんでときめくと思うなよ!?
私以外の女がときめくと思うなよ!?
…もう嫌…


私『大丈夫です。醤油もネギトロも生命のエネルギーです。ブラッディレッドオーバードライブです』

お兄さん『じゃあ俺はサンライトいくわ』

私『またたまご!wwwなんかスンマセン先生』

お兄さん『キミは今まで食べたネギトロのグラム数を覚えているのか?』

私『グラムで!?難易度高ぇなオイ!』


……いっこーに衰えを知らないオタクトークは寿司屋にまで響き渡る!



そして…話は核心へ


私『ところで…例の愛おしい女性の件ですが』

お兄さん『おう、なんだい?』

私『今日のコレは…役に立ちますかね…』

お兄さん『立つさ、無駄な事など何もないさ』

私『…ひたすらアイス食べてケーキも食べて玉転がしてネギトロ食べてるだけですぜ?食べてばっかだなオイ』

お兄さん『大事なのは雰囲気や状況に応じての全体の流れかな、練習台みたいな扱いしちゃってごめんな、今日は一日凄く楽しかったよ』

私『(絶句)…。』

キサマ…
私はこれから試練なのよ?
お兄さんとその女性とのデートを応援する立場にあるのよ?
いやそりゃアレですよ
今日帰ってから冷静に考えたらなんてことない可能性もあるわよ
でも、私も楽しかった…
話が合うって大事…


お兄さん『…どうした?』

私『いえ、今日はありがとうございましたたくさんご馳走になって』

お兄さん『いやいや、そんなんはたいした事じゃあないよ、俺のただのワガママさ』

私『頑張ってくださいね、お兄さんならきっとイケますよ』

お兄さん『ありがとう、…大丈夫かなー…』

私『…いくつなんですか?』

お兄さん『22。でも中身はそれ以上にお子様かと』

私『そーですか、私もお子様ですよ』

…チキショウ!!
わずかな可能性でもしかしたら私かもみたいな淡い希望が今!音を立てて粉々に!
何よ!何なの!?どんなツラしてんのよ!


私『どんなツラしてんのよ!』

お兄さん『突然どーしたwww写真的なのはないなぁ…あえて言うなら…お前がれーみお姉ちゃんならあの子は美那子クンだな』

私『www伝わりづらいwww美那子www』

お兄さん『ダサい爪切り用意しなきゃだな』

私『ジョジョオタ?』

お兄さん『いや。全く知らないかと』

私『…へー』



複雑な心境でお兄さんを応援する私
そんな事にも気付かない能天気な恋するオタメン
二人の様々な想いが交錯する中…
浩作する中…とりあえずボーリングの爪切り用意しとくか…と思う私でした。

続報を待て!

~前回までのあらすじ~


DIOに深い忠誠を誓う男!
その亜空間は圧倒的破壊力で全てを飲み込む!

立……禁止……?
どっかおかしくね?
ねぇ、おかしくね?




バニラソフト
→サイダーなんとかアイス
→チョコチョコソフト
→トルコアイス

…とキメ続けた!

お兄さんもなんかいっぱい食べてた!


私『お兄さん、私寒い』

お兄さん『窓ガラスに触らないよーに。指取れるよ』

私『アイス飽きました』

お兄さん『自由な発言ありがとう、じゃあちょっとブレイクするか』

私『古いwww』

お兄さん『うるさいし。別のもの食べよう』

私『ショートケーキ!』

お兄さん『よし』



吸血鬼ウ゛ァニラ・アイスを倒した一行はDIOの館を更に奥へ奥へと進んだ!


私『4つの中から一つを選ぶのはエンギがワリーぜ!』

お兄さん『大丈夫コレまだ8コあるから』

どーしたお兄さん!なぜそんなしれ~っと返すの!?


ショートケーキをむさぼる私!
ショートケーキとにらめっこするお兄さん!

私『食べないんですか?』

お兄さん『口の中が果てしなく糖分…』

私『まさか…食べれない…だと?』

お兄さん『コレは人間にやるぞッジョジョォォー!!』

www
ショートケーキをくれるお兄さん
食べる私

…さすがに太るわw


瞳がうつろになってきたお兄さん
気持ち悪いのかな
大丈夫かな

私『大丈夫ですか?』

お兄さん『やたら平気だよ』

私『www目が死んでますよ』

お兄さん『見ろォ!人がゴミの様だッ!』

私『www飛行石は渡さないわ!』

お兄さん『wwwよくついてこれるねwww』

私『同じタイプのスタンドですね』

お兄さん『wwwうりー』

私『わなびぃーー』

お兄さん『www』



などとイッコーに衰えを知らないオタクトークをしながらDIOの館を後にする私達。
ソフトクリームを再び購入し食べながら出た事は内緒です。どんだけ~






お兄さん『さて、どっか行きたい所はあるかい?』

私『池袋知らないです!』

お兄さん『そうか…いいか?注意深く…慎重に答えろよ?したい事はなんだ?』


道路標識の棒部分に片手で掴まってどや顔する私

お兄さん『船は2隻あった!うるさいよ』


そっちからフッたくせにwww

私『お兄さんは何がしたいですか?てか池袋何があるんですか?お任せコースですよね?』

お兄さん『ボーリングでもするか』

私『早っ!したかったんですよね?いいですよ私負けませんから』

お兄さん『なるほどやれやれ第2ラウンドって訳か』


連れられるがままボーリング場へ
ネームエントリーでお兄さんが『ヨシカゲ』って書きやがったので『ゆかこ』って書いてやった
特に意味はないぜ


私のターン!
第1の投球!
全ての障害物を避けて闇へ吸い込まれる!

お兄さん『キター!『G』ゆかこなのにゴールド・エクスペリエンスな事実!』

私『…だって重いんだもん』

立て続けに溝掃除をする私

お兄さんの投球フォームが気持ち悪いくらい美しく、一瞬手が巨大に見える程のゴニョゴニョ


※ボーリング中は特に何もなかったので省略。
122のスコアで
『やばいほど絶好調!誰も僕を止められないウリィィー!』
って叫ぶお兄さんに32というスコアの私がつっこめる訳もなく、ただただ会計時に
『チョッピリ…50数万円しかないんだがこれで足りるかね』
と店員に言う罰ゲームを淡々とこなした次第でありました事だけ報告しておきます。


だがしかし



ボーリング場から出る時に…


突然と『それ』はやってきた



いざ外へ向かわんとエレベーターに向かう私達

すると前から

俺達、これからボーリングするんだぜワハハ的な団体が迫ってくるじゃあありませんか。

その時、お兄さんが右手を横に伸ばし…
見方によっちゃ花京院立ちにも見えるポージングを突然www


私『何してんですかwww』

お兄さん『あぁっ!?守ってんだよ!』

私『wwwあぁ…ありがとうございますwww』


しれっと返答しながらも脳内では大パニック

こんな田舎者なガキを守っている…だと!?

予想だにしなかった事を平然とやってのけるっ!
そこにシビレた私がいる!

『いともたやすく行われるキュンとする行為』


意外とあっけないもんなんですね
ドキッとする瞬間て
こうやって文字にしたらなおさら
『え!そんなんで!?』
て思いますよね?
私もです
でもドキッとしました
しちゃいましたよ
眼鏡だし。

悔しい…
こんな自分が嫌い


私の秘められた気持ちが

加速を始めた


本心としては止まりたいんですけどね
奥歯の加速装置を噛み砕きたいんですけどね
私が道路標識の棒部分を片手で掴まってどや顔した瞬間にお兄さんに
『船は2隻あった!うるさいよ。』
ってスピーディーかつシンクロ率激高のツッコミを受けた話は一旦置いて、学校帰りの話。


駅の近くを探索を兼ねて友人とねり歩く私

一緒に撮ったプリクラで私だけひそかにエアロスミスを出した事は内緒です
※帰ってこい!のポーズ


談笑しながら歩いている中、しばしの沈黙後…

事件は起こった



友人が…消えた


ドドドドド…


何…!


ドドドドド…


つい今まで一緒にいたのに…!


ドドドドド…


とりあえず落ち着いて近くを飛ぶハエを探す私
助けてジョルノ!


パイプの中!は開けれないしパイプ自体が見当たらない事実ッ
助けてブチャラティ!


高まる緊張!


ドドドドド…


てかどこ行ったの


まるで都会的な町並みにドキドキしているカッペヤローの如くその場でくるくる回る私!


落ち着いて私!


よし、来た道を少し戻ろう…


※何かを探してるときって、つい『ゴゴゴ…』って言いません?特に箱を開けたり道を曲がったりする時。
私だけ?
助けて荒木先生!



よし…この角を…曲がってみよう………

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…
(小声)


ババーーーン!


いねーし


えっちょ…どこ?


その時!


…………!!


匂う!匂うぞッ!


この香りは……奴だ!


おひれがついて背びれがついて…


芳醇な香りの中につぶあんが詰まっているぞォ~!
イルーゾォォォ!

この匂いは許可するゥゥゥーー!!


そこにはまさしくトランペットの少年状態の友人が


私『…アンタ何してんの』

友人『ねぇ見てすごくおいしそうだよ!たいやきだよたいやき!』

私『…いや、突然いなくなんなや』

友人『ちょっと待って落ち着いて!すごく!お・い・し・そーだよ!た・い・や・き!』

私『…買いなよ』

友人『いいの!?』

私『なんで私の許可が必要なのよ』

友人『一緒に食べようよ!』

私『そうね、私も食べたいかも』

友人『どの味にする?ねぇどの味にする??』

私『うるさいよ、てかアンコに決まっ…』

なに!…なん…だ…と?

目を疑う種類の数々!

アンコ
クリーム
アンコ&チーズクリーム
白玉あずき
チョコバナナ
いちごホイップ
抹茶クリーム
ピザ
お好み焼き風
スパイシー焼きそば

全10種類!

…。

………………。


………………wwwwwwwwwwwwwwwwww。


落ち着いて、落ち着いて私。
えーと…
アンコはわかる
クリームもわかる
アンコ&チーズクリームは…なんでストレートにアンコ&クリームじゃないの?まぁいいわ

白玉あずき……w
今までアンコで統一しててなぜ突然あずきwww
どんなスタンドだよ
ハイエロファント・エメラルド的なソレですかそーですか。

で、チョコバナナ。
完全にバナナ存在しづらい空間だよね、ウナァってなるよねメメタァだよねだってたいやきよ?案外薄いのよ?そしてホットバナナな事実ッ!
燃えつきるほどッバナナ!

で、いちごホイップ…え?ここ何屋さん?
クレープ屋さん?
意外!それはたいやき!

抹茶クリームはアレですね、なんでクリームやねんと。なんでアンコと結束しなかったのかと。
アレですか、ホルホース&ボインゴと同じ衝撃ですねわかります。

で、…ピザ。
はぁ?と。
たいやきの生地にピザってアナタ…。
ピザの中身を関節ごと右回転!
たいやきを生地の関節ごと左回転!
そのふたつの間に生じるミスマッチな圧倒的破壊空間はまさに歯車的B級グルメの小宇宙!!

ふぅ。

で、お好み焼き風。
…。
………風て。
ピザはピザって言い切ってるのに風って。
自信ないの?
お好まれてないの?
ヤムチャ的ポジションて事かしら?
でも彼いろいろ頑張ってたわよ?
透明人間倒したし。
スケさんだっけ?まいっか

はいラスト!スパイシー焼きそば。
…もうね、普通に食べようよ。
器に盛ろうよ。
なんでたいやきに入れるのよ
小腸じゃん。
グロいwww
いやダメよ!恐怖を勇気に!
ダニが人間に立ち向かうのは勇気とは呼べんなァァァー~!!


…はぁ疲れた…
後半流しがちだし


…ってこの子アンコいってるゥゥゥー!
妥当!

じゃあ私はホルホース&ボインゴで♪


え?オチはないのかって?
ナイです。100パーセントですナイ!