初めての作家さんの作品。
ある時からお風呂に入らなくなった夫に
困惑しながら一緒に暮らす妻の話。
読むのが憂鬱で
なかなか読み進められなかった。
決してつまらないからではなく、
その臭いを記憶が召喚してしまうから。
読んでいると臭ってくるんですよ…
ラストはあまり好みではなかったけれども、
一度だけではコメントの難しい作品。
またしても飛鳥井さんの作品。
以前読んだことはあるものの、
持ち前の記憶力の悪さでほぼ初見💦
高校の同級生4人が
偶然14年ぶりに再会し
定期的に食事会をするように。
皆、既婚者であっても
専業主婦やフリーランスだったり、
置かれている状況は違っていて
価値観も考え方も違う。
読んでいると友達に会って
色々話したくなる作品。
書道教室に通う、女の子の話。
とても静かな空間に自分も引き込まれる。
同じ教室内の席に座って、
登場人物を眺めている感覚。
教養不足で、終盤のとても大切な場面を
スムーズに理解することができなかったことが
とても悔やまれました。
和歌、理解したかった…
とにかく、墨を磨りたくなる作品でした。