初めての作家さんの作品。

ある時からお風呂に入らなくなった夫に
困惑しながら一緒に暮らす妻の話。

読むのが憂鬱で
なかなか読み進められなかった。

決してつまらないからではなく、
その臭いを記憶が召喚してしまうから。

読んでいると臭ってくるんですよ…

ラストはあまり好みではなかったけれども、
一度だけではコメントの難しい作品。



またしても飛鳥井さんの作品。


以前読んだことはあるものの、

持ち前の記憶力の悪さでほぼ初見💦


高校の同級生4人が

偶然14年ぶりに再会し

定期的に食事会をするように。


皆、既婚者であっても

専業主婦やフリーランスだったり、

置かれている状況は違っていて

価値観も考え方も違う。


読んでいると友達に会って

色々話したくなる作品。





書道教室に通う、女の子の話。


とても静かな空間に自分も引き込まれる。


同じ教室内の席に座って、

登場人物を眺めている感覚。


教養不足で、終盤のとても大切な場面を

スムーズに理解することができなかったことが

とても悔やまれました。


和歌、理解したかった…


とにかく、墨を磨りたくなる作品でした。





連続で飛鳥井さんの作品。

正反対の《リナ》と《エリコ》

デパコスの美容部員になった2人の話。

正反対の2人に、
面白い化学反応が起きるのか⁉️
とても楽しく読み進められた。

どちらの気持ちもわかるなぁ。

私は賢くはないけれど、
気質的には《エリコ》の方に近いかな。





好きな作家さんの1人、
飛鳥井千砂さんの作品。


天才子役と呼ばれた
《ゆうちゃん》という役名で
国民に好かれている女優さんが絡む短編集。

優しそうな《ゆうちゃん》の方が
好きという人。

少し気の強そうな《ゆうちゃん》の方が
好きという人。

同じ《ゆうちゃん》を好きでも、
どの《ゆうちゃん》が好きかは
人によって違う。

気の強そうな《ゆうちゃん》は
女性に支持されるというのは
あるあるだなぁ。

最後の話は
驚き過ぎて、思わず声が出てしまった。