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あなたの今日が
素敵な一日になりますように
腎臓内科の外来から腎移植治療へ進む人は、実は結構いらっしゃいます
ちょこちょこ外来でも質問を受けるんですが、先日は
『元気な腎臓もらって元気になるわけだから、もう薬も食事療法もいらないってことですよね
』
と聞かれました
絶対だめ～っっ
薬を飲み続けることが
いただいた腎臓を生かすために必須なので飲み続けることが重要なんですよ～
腎移植は他人の腎臓を自分の体内におく治療です
他人のものが体内にあると私たちの体は異物（＝悪いものが体に入ってる）と判断して拒絶し攻撃してしまいます
でていけ～‼️敵だあ‼️って感じです
攻撃された腎臓は正常に働くことなく動かなくなってしまうので
これらの攻撃から、いただいた大切な腎臓を守らないといけません
この攻撃のことを『拒絶反応』といいます
免疫抑制剤を使って拒絶反応がおきないように抑え込んでいきます
移植腎は自分にとって永遠に自分の腎臓とは違う異物です
いただいた腎臓が体の中で働く限り、攻撃を抑え込むために一生免疫抑制剤を使用する必要があるんですよ
逆にいうと……
少しきつい言い方ですが
毎日きちんと免疫抑制剤を服用できる自信がない人は腎移植にはむかないと思います
きちんと服用しないと拒絶反応がでて腎臓動かなくなっちゃいますから
希望するならその後のこともしっかり考え、今からできることに取り組んでみてはいかがでしょう
毎日忘れず薬飲むとかですね
日高病院腎臓病教室YouTube
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ありがとうございました
2010年から毎月腎臓病の教室を行っています
遠方の方から
『参加できないけど内容を知りたい』
といわれたのがきっかけでブログをはじめました
一つでもお役に立てたらうれしいぞっと思って書いています
読んでいただけたら嬉しいです
