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あなたの今日が
素敵な一日になりますように
涼しくなってきました
夏と違い汗が減るので、腎機能が低下している方では食べた分・飲んだ分の量が多いほど
むくみやすく・体重が増えやすくなる時期です
心不全で水分摂取量を減らすよう指導されている方も同様です
飲水量を気を付けるほかに、秋の味覚や汁物、鍋物など水分を多く含む料理の水分量を見直すことで、水分制限の負担を減らせるコツをご紹介します
秋の味覚の中でも特に果物は水分を多く含みます
みかんを1個食べると、コップ約1/3杯分の水分をとったことと同じになるって、ご存知でしたか
私は今回のこの資料で知りました
水分摂取量を減らすよう指導されている方は、果物の摂取量に気を付けると良さそうですね
腎機能が低下している方では、体にカリウムが溜まりやすくなっています
カリウムが多く溜まると突然命に係わる不整脈が起き、気が付く間もなく天国へ~なんてこともままありますので、主治医とカリウム摂取量についてはよく相談しておくことが大切です
カリウム制限を指導されている方は、1日の摂取量は1500~2000㎎の方が多いと思います
このうち果物からのカリウム摂取量は、1日100㎎までにを目安にすることをお勧めします
ちなみに
同じ果物でも、ドライフルーツは少量で簡単にカリウムが高くなるので、控えたほうが安心ですよ
続いて、汁物・鍋物・煮物について
涼しくなると暖かい汁物や煮物・鍋物料理を食べたくなる方、いらっしゃいますよね
料理によっては、汁を汁を全部飲むと一度に400^500gの水分を摂取するのと同じことになってしまうことがあります
特にラーメンや鍋物です・・・・・・
もったいないと感じますが、汁は残すようにするといいですよ
また汁物は1日1杯を目安にすることもお勧めです
煮物などによく使われるかぼちゃや里芋などは、カリウムを多く含んでいます
食べる量や頻度に注意したい食品です
今年はコロナ禍のため芋煮会はないかもしれませんが、秋の芋煮会は危険です
昨年はコロナ禍のため芋煮会がなかったので、これによる高カリウム血症の方はいらっしゃいませんでした
ローカルネタで大変恐縮ですが、とにかくお芋さんにはご注意くださいませ
毎日同じ条件で血圧・体重を測定しノートに記載して、主治医に見せてくださいね
同じ条件とは、朝・昼・夕・寝る前、ごはんの前、入浴前など、一定の状態で測定するということです
平成日高クリニック 栄養課通信N0.131からご紹介しました
日高病院腎臓病教室youtube
最後までお読みいただいて
ありがとうございました
2010年から毎月腎臓病の教室を行っています
遠方の方から
『参加できないけど内容を知りたい』
といわれたのがきっかけでブログをはじめました
一つでもお役に立てたらうれしいぞっと思って書いています
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