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あなたの今日が
素敵な一日になりますように
今日は腎移植の中から、先行的腎移植についてお話します
よく知ってるよ~という方もいらっしゃるかもしれませんが、お付き合いください
透析を始める前に行う腎移植を先行的腎移植といいます
医療業界ではペクトと呼ばれています
PEKT(ペクト:preemptive kidney transplamtation)
近年、このPEKTが注目されています
末期腎不全になったときに行う治療として、腎移植、血液透析、腹膜透析の3つがあります
これらのうち元気に長生きできるという生命予後が一番いいのが腎移植です
この腎移植の中では、亡くなった方から腎臓をもらう献腎移植よりも、生きている方から腎臓をもらう生体腎移植のほうが生存率や生着率(腎臓が元気に動く確率)がいいんです
腎臓も生きがいいほうがいいという意味なんでしょうかね
そして、献腎移植も生体腎移植も透析導入前に行ったほうが生存率や生着率がいいという報告がどんどんでたのを受けて、PEKTは注目されるようになりました
透析治療中でもその期間が短いほうが移植後の生存率や生着率がいいという報告が増えたことから、ますますPEKTがいいね~という流れになりました
末期腎不全になる前やなったときに、腎代替療法をしっかり説明する風潮になりだしたのも助けになり、さらにPEKTは増えていくと思われます
PEKT:ペクト
なじんでいただけましたか
今度PEKTはいつするのがいいのかというお話もしたいと思います
日高病院腎臓病教室youtube
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ありがとうございました
2010年から毎月腎臓病の教室を行っています
遠方の方から
『参加できないけど内容を知りたい』
といわれたのがきっかけでブログをはじめました
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