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今日は”CKDステージG3b~5診療ガイドライン2017”からご紹介します
運動療法は、CKD患者の減量および最高酸素摂取量の改善に有効であり、行うよう提案する。
その適応および運動量は、それぞれの患者の臨床的背景を考慮して判断する
と記載されています
説明をご紹介しましょう
CKDステージG3・4に対して運動療法を安全に施行でき、運動耐用能やQOLを改善できた報告がある
英国からはCKDステージG3の患者に運動療法を行った軍群は行わない群に比べて有意に腎機能の悪化速度が改善した報告がある
また中国からは、2003~2013年のCKDステージG3~5の6363例を調査し、歩行週刊のある群がない群に比べて、年齢や腎機能、合併症に独立して優位にESKD(末期腎不全状態ととらえてください)や指導のリスクが軽減することが報告された
今後、CKDステージG3b以降の集団において、運動が腎機能に与える影響についてさらに研究が進むことが期待される
おお~前向きな感じで紹介されていますね
こちらは医師向けのガイドラインなので言い回しが独特なところもありますが
腎臓リハビリテーションガイドラインに一般の方向けの解説もありますので、あわせてご紹介します
保存期慢性腎臓病患者さんについて:
運動能力や身体機能に関するくQOLを改善・維持する可能性があるだけでなく、eGFRを改善する可能性も示唆されたことから、無理のない範囲で(有酸素)運動を行うことを提案する
透析治療中の患者さんについて:
運動療法を行うことを強く推奨する
糸球体腎炎の患者さんについて:
運動することにより患者さんの経過が悪くなるという証拠や、安静を続けることによって経過がよくなるという明確な証拠はありませんでした
ネフローゼ症候群の患者さんについて:
必要以上に安静を提示することや、押し並べて運動の制限を行わないように提案する
”コロナ禍でもできる!腎臓にやさしい運動”という動画もアップしています
よろしければご覧ください
日高病院腎臓病教室youtube
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2010年から毎月腎臓病の教室を行っています
遠方の方から
『参加できないけど内容を知りたい』
といわれたのがきっかけでブログをはじめました
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