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腹膜(ふくまく)とは、お腹の中の胃や腸、肝臓などの内臓の表面を覆っている膜のことです
これがあるのでぞれぞれの内臓がこすれたりねじれたりしないで、安定していられるんですよ
腹膜に囲まれた空間を腹腔(ふっくう)といいます
水分を2Lくらい貯められるスペースが空いています
腹膜透析はこのスペースに透析液を貯めることで治療を行います
ちょっと話はかわりますが紅茶のティーパックを思い出してください
ティーパックをお湯につけると、茶葉はでませんが茶色の成分はティーパックの袋を通り抜けてお湯に広がっていきますね
腹膜透析もこれと同じような仕組みなんです
腹膜には無数の細い血管が網目状に走っています
この血管の壁が、ティーパックの袋の役割をしています
透析液と血液が血管の壁を介して接触し、透析液に含まれない成分(体から抜きたいもの)が血液側から透析液に移動します
毒素や余分な水分が透析液に移動したらその液を捨てることで体の中からこれらを除去できるわけです
こうやって液をお腹に貯めている時間にゆっくりと毒素や余分な水分が体から抜けていくので、血圧が低下したりすることなく毒素が除去できるんですよ
腹膜透析を一言でいうと
腹膜透析はお腹に透析液という特殊な液を貯めて出すだけの治療です
です
日高病院腎臓病教室youtube
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2010年から毎月腎臓病の教室を行っています
遠方の方から
『参加できないけど内容を知りたい』
といわれたのがきっかけでブログをはじめました
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