腹膜透析と血液透析について | 腎臓内科医のつぶやき

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気軽に腎臓病について知っていただく機会を作りたいと思って、2010年から月1回の腎臓病教室を始めました。教室でお話した内容や、腎臓関係のマメ知識をお話できたらいいなと思っています。2018年12月にyahooブログから引っ越ししました。

今日は83回目の日高病院腎臓病教室です。
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腎不全のときの治療である、腹膜透析と血液透析に注目してお話しました。


どちらも原理は同じです。

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これ。
昔勉強した記憶を呼び起こしてみてください。
半透膜ががんばる治療です。
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毒素の抜き方は、水に落とした絵の具が広がって均一になるイメージです。
綺麗な液に毒素が移ることで、体から毒素が減っていきます。



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水分は圧力をかけて抜きます。
漬け物石をのせると、余分な水がしみだしてきますよね。
こんなイメージです。



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腹膜透析の時イメージを持ってもらいやすいように作ったくまちゃんに、いつものように登場いただきました。
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展示した腹膜透析の機材です。



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休み時間の様子です。
腹膜透析について盛り上がってるところです。


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皆さん積極的にお話をされていましたよ。


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となりには血液透析の機材を展示しました。




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今日の試食は巻き寿司です。


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お酢が効いてて美味しく好評でしたよ。





血液透析について
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原理は同じです。
この糸が半透膜でできてるストローです。
この内側を血液が、外を透析液がながれて毒素などのやりとりをします。



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シャントについて


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実際はこんな感じです。




腎移植は、来週特集があるので今日はお話しませんでした。
ご興味のある方はぜひ、26日にご参加くださいね❤