腎臓の病気は沢山ありますが、長期間の治療を要するものも少なくなく、
本当に沢山の負担がかかります。
本当に沢山の負担がかかります。
今日は金銭面のお話しを少し。。
難病に悩む患者さんとその家族から、
医療費助成の対象疾患のさらなる拡大と見直しの声が強くなったので、
国は指定難病という制度を新たに作り、医療費助成に乗り出しています。
難病の定義は
難病(難病の患者に対する医療等に関する法律 第1条)
![ヒヨコ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/165.png)
![三毛猫](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/461.png)
![黒猫](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/462.png)
![トイプードル](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/464.png)
指定難病(医療費助成の対象)(難病の患者に対する医療等に関する法律 第5条)
難病のうち以下の要件をすべて満たすもの
![ヒヨコ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/165.png)
![パンダ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/172.png)
- 腎・泌尿器系疾患での指定難病はこちらです。
- IgA腎症 (指定難病66)
- アルポート症候群(指定難病218)
- 一次性ネフローゼ症候群(指定難病222)
- 一次性膜性増殖性糸球体腎炎(指定難病223)
- 間質性膀胱炎(ハンナ型)(指定難病226)
- ギャロウェイ・モワト症候群(指定難病219)
- 急速進行性糸球体腎炎 (指定難病220)
- 抗糸球体基底膜腎炎(指定難病221)
- 紫斑病性腎炎(指定難病224)
- 先天性腎性尿崩症(指定難病225)
- 多発性嚢胞腎 (指定難病67)
- 非典型溶血性尿毒症症候群(指定難病109)
それぞれ診断されているだけではだめで、重症度なども申請には必要となります。
例えばIgA腎症の重症度分類は
A:CKD重症度分類ヒートマップが赤の部分の場合
B:蛋白尿0.5g/g・cr以上の場合
C:腎生検施行例の組織学的重症度ⅢもしくはⅣの場合
です。
ちなみにAのヒートマップが赤の部分の人は
CKDG3aなら、蛋白尿が0.5g/g・cr以上のA3
CKDG3bなら、蛋白尿0.15~0.49g・g・crのA2もしくはA3
CKDG4+CKDG5
の方です。
上記に当てはまる人は、IgA腎症は扁桃摘出+ステロイドパルス療法を行う方が多いと思います。
扁桃摘出前に申請が出せると、手術から助成が得られるのでいいですよね![爆 笑](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/001.png)
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もし上記疾患にかかっている方がいれば、一度主治医の先生に難病申請についてご相談してみてくださいね![ウインク](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/004.png)
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