腎臓病教室で、透析をしないという選択 | 腎臓内科医のつぶやき

腎臓内科医のつぶやき

気軽に腎臓病について知っていただく機会を作りたいと思って、2010年から月1回の腎臓病教室を始めました。教室でお話した内容や、腎臓関係のマメ知識をお話できたらいいなと思っています。2018年12月にyahooブログから引っ越ししました。

今第70回の日高病院腎臓病教室をしています、ラブラブ!


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暑い中、また沢山の方にご参加いただきました。
ありがとうございます





医師のところでは

腎臓とはどんなもので、何をしてるところか
悪くなる原因は何なのか
腎臓が悪いと何が起きるのか
今自分の腎機能はどれくらいなのか
これからどうなりそうなのか
腎臓を守るために何をするのか
などについて、お話しましたよ🎵




他には

腎臓がつかれきってしまう末期腎不全になり、尿毒症症状がでた際は

元気に生きていくために
透析療法や、腎臓移植が必要になります。

透析を行えば、腎臓が働かないのが原因で命を落とすことは避けられます。



つまり
腎臓の死≠体の死
です。








でも、治療をしないで、腎臓が動かなくなったら、そのまま命を終えるという選択肢もあります。


腎臓の死=体の死

です。

透析療法が開発される前と同じ状態といえます。

末期の腎不全になると、体に余分な水分や塩分、毒素などが溜まっていくので、それに伴い様々な症状がでます。

尿毒症症状がでてくるのです。
そして、段々体の自由がきかなくなり、人生の終わりを迎えます。




どの道を選んでも間違いではないと思います。
ご家族や大切な方とよく、よく話し合って、自分の気持ち、家族の気持ちを知って、決めていってください。




私達は、どちらを選ばれても、負担が少ないよう、サポートいたしますよ❗




辛い話ですが、この頃はこういったお話もしています。




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透析療法について
いつも腹膜透析だけなので、今回は血液透析の機械もお持ちしました。


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ここを血液が流れて、ここが人工腎臓で毒素や水分を抜きます。
など、図示と合わせてお話しましたよ




腹膜透析も❗
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休憩には皆で運動グッド!
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今回の試食は
出先でも手軽にカロリーをとれるお菓子ですキラキラ

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小腹がすいたときに助かりますよね✨
一袋にたんぱく質が0.05gしか入ってないから、安心ですね❗❗

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いきいき食品からご紹介しました。

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