先週は
タバコと免疫力との関係、腎臓との関係をお話ししました。
今週も引き続き、タバコのお話しです。
『禁煙しましょう』
といわれ、簡単にできれば苦労はないですよね。
喫煙はニコチン依存が原因で起こる病気であり、
医療機関の禁煙外来で治療が可能です。
自分だけではやめられない方は、
禁煙外来を受診してみては、いかがでしょうか。
禁煙を成功させるには
まず『禁煙する!』
と決意するのが、第一歩です。
仕事の山場など、ストレスが高まりそうな時期を避けて、開始しましょう。
禁煙開始から3日目ころに、
『吸いたい』という欲求に加え
ニコチン離脱症状でイライラ感、不眠、眠気、だるさ、集中困難
といった症状がピークを迎えます。
この時期は余裕をもって過ごしようにしてみてください。
その後はだんだん辛い症状は消えてきます。
多くの場合、5日から1週間後には、禁煙することが楽になります。
永遠に続く辛さではないので、
吸いたくなっても、
『あと1日我慢しよう』
と考えるようにしてみてください。
無事離脱後は、
食後も一服といった習慣的な癖など、
心理的な依存による喫煙再開に気を付けてください!
1本でも吸ってしまうと
脳にはニコチンの記憶が残っているので
再度ニコチン依存に陥ってしまいますよ!
ご家族など、まわりの人のサポートも大切です。
『がんばってるね!』
『成功したらお祝いしよう!』
など、モチベーションを高める声掛けをしてあげてくださいね。