カリウムと秋の味覚の関係は? | 腎臓内科医のつぶやき

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気軽に腎臓病について知っていただく機会を作りたいと思って、2010年から月1回の腎臓病教室を始めました。教室でお話した内容や、腎臓関係のマメ知識をお話できたらいいなと思っています。2018年12月にyahooブログから引っ越ししました。

 
まだまだ暑いですが、日一日と秋が近づいてきますね。
 
 
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今回は
 
カリウムと秋の味覚
 
についてお話します。
 
 
 
 
 
 
まず、カリウムが体の中でどんな働きしているかといいますと…
 
カリウムはナトリウムとバランスをとりながら
 
血圧を調整しています。
 
 
 
しかし腎臓の機能が落ちてくると
 
カリウムを上手く体の外に出せなくなり
 
体内にカリウムが貯まってしまします。
 
 
 
その結果
 
血液の中のカリウムが高くなり、体に色々な症状が現れます
 
 
 
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こういった症状を出さないためにも
 
一日のカリウム量は2000㎎以下にしましょう。
 
 
 
 
 
そして、秋に旬をむかえる食べ物には
 
カリウム量が多いものがいくつかあります。
 
そのひとつが芋類です
 
 
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しかし
 
カリウムが多いからといって食べていけないわけではありません。
 
カリウムは調理の方法によって減らすことが出来る
のです。
 
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これは
水に溶けるというカリウムの性質を利用したもので
蒸す・お湯をかける・炒める・電子レンジでの加熱調理では
減らすことができません。
 
調理方法に気を付けながら、上手に旬を楽しめるといいですね♪