前のブログで2018年1月にご紹介した内容を一部改変してご紹介します
『慢性腎臓病患者さんの身体機能に、歩幅が関係している』というおもしろいお話しがありましたよ。
アメリカのAlbert Einstein College of MedicineのMatthew K. Abramowitz先生たちの報告です。
趣旨は
『慢性腎臓病患者さんでは、歩幅が狭いことが、身体機能の低下や転倒しやすさと関連する』です。
腎機能の指標であるeGFRが30未満の方たち32人を対象に3か月ごとに調べました。
歩幅10㎝の延長と身体機能指標の変化との関連を継時的にみたところ、2分間の歩行距離と歩行速度が関連していたそうです。
また、転倒したことがない人では、ある人と比べて、歩幅が有意に広かったでそうです。歩行速度とは関係はみられませんでした。
結論として
『歩幅が身体機能低下や転倒リスクの有用な予測因子である可能性がある』とあげていました。
なるほど~歩幅か~と妙に納得したので、ご紹介しました
転ばないことが一番大切ですが、足の筋肉の動きを意識しつつ、歩幅をしっかり確保するのもいいのかもしれませんね
筋力をつける・維持するためには、『歩く』運動と一緒に『 レジスタンス運動』も大切です。
『なにかに反対する力』なので、例えば、立って壁に手をついて壁を押すとかってことです。
調べると色々なレジスタンス運動がありますので、ご自身にあったものをぜひ取り入れてくださいね
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