こんにちは。ANCA関連の急速進行性糸球体腎炎患者のリリーと申します。

2008年6月に発症しました。

このブログは、同じ病気の人の参考になればいいなと思って綴っています。

 

 

病院に行った翌日は会社の健康診断でした。

吐き気が続いてたので
「胃の検査で何かみつかるかな」とか思っていました。

でも、引っ掛かったのは尿検査。
リトマス試験紙みたいな細長い紙に、自分の尿を染み込ませて看護士さんにもって行くと

すぐに看護士さんの顔が曇ります。
「今までに尿検査で引っ掛かった事ありますか?」


「いいえ…」

私の検査用紙の「タンパク」と「潜血」の所に「3+」と記入されました。

そして採血や胃透視(バリウムまずかった)などの検査が済み、仕事に戻りました。

社員全員の検査も終わり、健康診断をしてくれた方たちや検査用のバスも引き上げていきました。

 

 

午後3時くらいでしょうか。

「W病院(健康診断をしてくれた所)から電話よ」と言われ、電話を代わると

「先ほど尿検査の時にお話した者ですが、今血液検査の結果を見たら、クレアチニンっていう、腎臓の機能を表す数値が高いんです。出来るだけ早く内科で診察を受けて下さい。この検査結果がお手元に届くまで待ってると遅くなるので連絡しました」


「はあ…それは御丁寧に…ありがとうございます…」

と間抜けな返事をしながらも、今まで大きな病気をしたことがない私は

多少動揺していたと思います。


そしてその5分後、私の携帯に昨日行った内科の先生から電話が入りました。

「昨日の血液を調べましたら、腎臓が悪いようです。明日病院に来れますか?」

 

私の体で何かが起こっている。

 

私はある程度の覚悟をきめて、電話をきりました。