◆ベトナム人の性格◆ | ベトナム人技術者三段活用

ベトナム人技術者三段活用

ベトナムは、あのアメリカに勝ち得た唯一の国であり、優秀な人材が多く輩出していますが、一方で共産国であるため、人件費は格安なままになっています。その間隙を縫ってビジネスモードに変えていくことをかんがえてみませんか?

ベトナムの人たちの性格は穏やかで、一般的に「ベトナム人は日本人と似ている」と言われています。

真面目で勤勉、向上心も強く働きながら夜間の大学に通う社会人も多いのです。また家族や仲間を非常に大切にし、就職する会社を選ぶ理由でも、給料の高さよりも仲間意識が強いかを優先して考えているそうです。

【ベトナムの国民性】

ベトナム人の国民性は4つのKで表されると言われています。

それが・・・

①器用
②向上心・向学心旺盛
③近視眼的
④カカア天下


と言われているのです。

なかなか、おもしろいですね。

では、もう少し詳しく書きます。

①器用
ベトナム人の手先の器用さは、有名です。

●着物や西陣織の帯刺繍などで不良品率が1%未満と極めて低い。
●アジア地域のロボットコンテスト等では、必ずベトナムの大学が優勝や上位入賞を果たしている。
●街中でバイクや機械修理を自分達でやってします。
●日本人女性観光客にも大人気のオーダーメイド服の制作も即日~数日で完成させる。

さらに記憶力も優れており、OA・精密機器メーカーの流れ作業でも、1人で担当する部品数がアジアの周辺と比べても多い。

②向上心・向学心旺盛
ベトナムの人達は、ダブルスクールをしている人や習い事をしている人が圧倒的に多い。

儒教の教えが強いため、ベトナム人は教育熱心で(最近は小学校から塾に通わせ英語を学ばせている親が多い。)、新しい知識を貪欲に吸収しようとします。自分自身の価値を高めることを至上命題としているようだ。

③近視眼的
ベトナム人の金銭感覚は「明日の100万円より今日の100円」らしい。
「今稼げるか」という点のみが重要。

約30年にわたり戦争を続け、今日を生きるか死ぬかの生活を続けていたからかもしれませんが、中長期的な話はベトナム人には響きにくい傾向があります。「長期的な生活の安定」をい経験していないので、銀行も信用していません。

今でこそ少しずつ銀行預金も増えてきてはいるものの、たんすの貯金が未だに主流なのはベトナム人大集の心理の表れかもしれません。

④カカア天下
ベトナム社会を理解する上でキーワードになるのが「カカア天下」です。
実質経済を動かしているのは、断然女性です。戦争で男手を取られ女性が社会生活を守ってきた歴史的背景からだと思いますが、ベトナム女性は強く男性はこぞって恐妻家である。

ベトナムはアジアでも美人が多いと言われていますが、美しいバラには棘があるように、笑顔のしたにはすさまじい嫉妬心が隠されています。

「ベトナムには辛くない唐辛子はない。旦那に嫉妬しない妻はいない」ということわざがある位、旦那の浮気が発覚した時の妻の怒りは凄まじいと言われています。
<http://kokusai.aishoren.or.jp/vietnam/point.htmlより引用>

そしてベトナムでは北部と南部では、気候も違い、そして性格も違うと言われています。

ちなみにハノイは北部・ホーチミンは南部です。

北部(ハノイ)の人の性格
◆勤勉で、忍耐強く、計画的に動く。
◆協調性があり、団結力がある。
◆自制心が強く、ハメを外す事もなく真面目。
◆口が達者で、手のこんだものの言い方をする。
◆初対面では無愛想だが、一度親しくなると深い付き合いが出来る。

南部(ホーチミン)の人の性格
◆お人好しで、怠け者。
◆気分屋で衝動的。
◆心で考えたことをすぐ口にだす。
◆素直だが、軽率。
◆親切で楽観的、おだてられやすく、気前が良い。
◆初対面でも、すぐに打ち解けられ、明るく柔軟性がある。

日本で例えると、ハノイは東京、ホーチミンは大阪と似ていると言われています。

先日こんな記事がありました↓↓
-----------------------------
◆企業経営者のリーダーシップ、北部と南部で違い


北部と南部では、企業経営者のリーダーシップにも違いがある。どんな違いがあるかをテーマにした座談会が行われ、両地方に事業拠点を持つ企業の経営者3人がそれぞれの見方を披露した。 「リーダーシップ」が強いのは北部のリーダーで、南部のリーダーは親しみやすさを重視する。

リーダーになる道筋も異なり、北部人は最初から学歴や職名で評価されることを好むが、南部人は能力が評価され多額の収入を得られることを良しとし、必ずしもリーダーになることを目指していない。

「奉仕の精神」は南部人の評価が高い。顧客への関心や親切さの度合いが高く、経営者と従業員の関係も良好だ。一方北部では、個性重視で関係がギクシャクしがちだ。

これとは反対に「専門性」では北部人の方が優位だ。大学などで専門分野を学んでいる人が多い。高い正確性が要求される仕事は北部人に、顧客と接する仕事は南部人にふさわしい。

「チャンスの活かし方」にも違いがある。南部のリーダーは、まずやってみる。失敗も多いがそれも肥やしだと考える。北部のリーダーは慎重に考えるため、チャンスを逃す場合も多いが、成功率が高い。(ベトジョーニュースより引用)
------------------------------------------------------------

仕事上、よくベトナム人てどんな性格??と聞かれる事がありますが、こう北部と南部で違うと、一概には「こうです!!」と言えないのデス。

なので、真面目なベトナム人もいれば、ちょっと怠け者もいる。

でも、それが人間ってもんですよね。