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『人を大切にする人財育成・教育研修』 - 福岡ジンザイブログ

ジンザイは、結果の出せる-信頼力の高いリーダーを育成する専門家です。
福岡市及び近郊の中小企業を対象にご支援いたします。
教育・人事関連業務約32年の実績。
教育研修、人財育成コンサルティングならお任せください。

以前も記述したとおり、真のリーダーシップを発揮するための源は、メンバーからの《信頼》である。
真のリーダーシップ発揮、つまり「メンバーが喜んでついてくる」状態を作り上げるには、日頃の言動を通じてメンバーから信頼を得ていることが前提です。

具体的な行動例については、弊誌「リーダーシップ便り」(第10・11号) に掲載していますので再度ご一読ください。


では、メンバーから信頼されるためのリーダー自身の日頃の言動は何によってもたらされるのか?
その大本は、リーダーが「人を大切にする気持ち」、「人を愛する気持ち」、「人の幸せを望む気持ち」などが根底にあるかどうかによるのではないでしょうか?
注)ここで言う「人」とは、メンバーのこと(主に社員または部下)

『人を大切にするリーダー育成』-福岡ジンザイブログ 国内市場シェアー8割を占める寒天トップメーカー<伊那食品工業㈱>塚越オーナー)の社是は、「いい会社をつくりましょう!」、経営理念は、「企業は、社員の幸せを通して社会に貢献すること」、また、「企業は、企業で働く社員の幸せのためにある」と言い切られています。
その結果、創業以来48期連続増収増益を達成されました。


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また、電設資材メーカーで国内市場シェアー80%を誇るスライドボックスなどを製造販売する<未来工業㈱>の山田オーナー曰く、「経営者の一番大切な仕事は、社員のやる気を高めることである」と述べています。

正に、その通り。

やる気、モチベーションとは、「行動を引き起こす力」だからです。社員は各々能力が違いますが、その社員が
持っている能力を最大限引き出すために、モチベーションを高める努力や工夫をしなければなりません。
そのために、未来工業では、社員に「常に考える」(社是)ことを義務付けて仕組みにしています。

全員正社員で、「タイムカード、ノルマ、残業なし」。
年間休日140日、労働時間は7時間15分、年功序列賃金など。


オーナーは、「馬に人参」ではなく、人間には、まず「人参を先に与えて頑張ってもらう」という性善説の考え方を取り入れている。


以上の事例からも分かるように、経営者、リーダーは、まず、人を大切に思い、それを制度や仕組みに取り入れ具体的に示すことにより、社員も会社からまたはリーダーから大切にされているという実感が湧き、その結果、やる気の向上に結びつき、能力がより最大限発揮されて仕事の成果に結びつくのです。
           

人を大切にするとは、『一人ひとりの存在(個性、多様性)を認め、常に、尊重する気持ちを持って接する(言動)』こと。また、その思いを形(制度、仕組みなど)に表すことも必要である。

その結果、企業やリーダーから大切にされているという気持ちになり、自立的・自律的に自己決定感を持ちながら仕事に取り組むようになる。人は「やらされ感」を感じれば、やる気は高まらない。「自己決定感」を持てば人のモチベーションは向上し、より能力が最大限に発揮されるようになるのです。
注)自立的=人に頼らず自己責任の意識を持って任された仕事を完遂する
  自律的=仕事の目標を達成するために自分で自分の行いをコントロールすること


言葉では簡単に表現できますが、実際に、心の底から「人を大切に思う」ことは簡単なことではありません。何故なら、人は生来、自己中心的だからです。しかし、心の底から人を大切に思わないとリーダーの言動が表面的だと必ずメンバーに見透かされます。

そのためにどうするか?
リーダーは常に『人間性』を高める努力を継続して行わなければなりません。永久の課題ではないでしょうか?
京セラの稲盛最高顧問は<人生の目的>について、『人は魂を磨くために生きている』と述べています。

人を大切にするリーダーシップとは、
経営者・リーダーは、人間性、魂、心を磨く努力を継続し、

『[人を大切にする気持ち=人間尊重の思想]の下、メンバーとの信頼関係を構築し、個々のメンバーの能力・知識・性格等を踏まえて動機付けを行い、能力を最大限発揮させながら、喜んで正しい方向に向かわせる』こと。


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昨夜(9/14)18:30より、OEC会9月度例会を開催いたしました。

当会は完全会員制で、メンバーの輪番にて、福岡市内のリーズナブルで美味しい料理を提供するお奨めのお店を紹介しあう会です。今回は税理士のY氏。お奨めの店は、新和食『元永(もとなが)』(〒福岡市中央区赤坂3丁目、092-771-1025)。


32歳の若夫婦二人が経営しているお店です。店内は、カウンターのみで6席。閉所恐怖症の私にとって狭いのが難点。しかし、その他のことは文句なし!!料理はうまいし、器も凝っている。また、色々目の前で手の込んだ料理を作っていただけるため、目でも楽しめます。

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ところで、以前、大将は「パチンコ狂?」だったとのこと。

ところが、38万円稼いだ際、キッパリと止めたそうです。勝って止められるとは大したものです。

それ以降、毎月コースメニューが変更されるため、寝ても覚めても新しい創作料理のことばかり考えているそうです。


個人的には、私の大好きな「鶴太郎氏の絵」(画面後方)を飾っていたので、最初から親近感を覚えました。




昨日の「コース」メニューは以下の通り。

1.温かい前菜                      2.冷たい前菜

(舟昆布蒸し 旬の鱧と松茸を乗せて)       (ほっけ貝のてっぱい エスプーマ酢味噌の・・泡)


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3.初秋を代表するお椀~紅葉鯛の清水仕立て 4.新和食スタイルでのお造り

(旬の茸と名残の素麺を泳がせて)          (しめ鯖の瞬間燻製 )

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秋のお刺身

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5.温物-伊勢えびソースの茶碗蒸し       6.スペシャソテ-天然うなぎ地焼き

(車エビと里芋を射し込んで)              (革新に満ちた野菜と)
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7.釜炊きご飯                      8.デザート

(兵庫県産棚田米<極>、赤出汁)          (葡萄100%ゼリー)
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最後は、メンバー全員で「S社長」の誕生日を祝う!

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                    参加メンバー6名。貸切状態でした。大満足!!

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『人を大切にするリーダー育成』-福岡ジンザイブログ 鉢呂経産相が辞任に追い込まれました。野田氏の素早い対応は評価できると思います。

ご存知の通り、福島を「死の町」と表現したり、報道陣に「放射能をつけてやろうか」と防災服の袖をつけるしぐさをするなど一連の発言が辞任の原因です。


彼は、7期当選のベテラン議員です。初入閣ということでその地位につけたことに浮かれていたのではないかと推察します。また、大臣という立場、認識などができていなくて不用意な発言になったのではないでしょうか?

どちらにしても、心で思ったことを言ったのでしょう!

このような大ベテランも国民が、選挙で選んだ人なのです。


もしかしたら、長い年月を経過し「議員を商売」と考え、その座に胡坐をかいていたのかもしれません?


また、野田政権に対しては、適材適所、実行内閣などと喧伝して新内閣をスタートさせ、支持率も高く、鳩山・菅内閣と比べて「三度目の正直」として「藁をもすがる気持ち」で、私をはじめ国民も大きな期待を寄せたのではないでしょうか?


しかし、菅内閣発足時も「松本復興相」が9日で辞任。今回も「またか?」という思いです。


しかも、東日本の復興、原子力発電所からの放射能漏れへの早期対応、外交問題、財政問題など。民主党政権になってから悪化の一途のような気がします。


任命権者の首相の責任も問われてしかるべきでしょう。

本当に、適材適所の人員配置をして問題山積の日本を何とかしてほしいものです。

中曽根首相時代、後藤田官房長官を起用に当たっては、後藤田氏ははっきりと中曽根首相に向かって「私はあなたが嫌いです!」と言っていたそうです。

しかし、その当時の日本の現状なども考慮し、中曽根氏は後藤田氏に官房長官就任を要請したとのこと。


野田首相のリーダーシップにも疑問は残るものの、他にどうしようもないので、もう少しだけ、野田政権に期待したい。