先週、国内初!日本能率協会主催「リーダーシップ・チャレンジ・ワークショップ」(2日間)に参加しました。今回の研修は、米サンタクララ大学のジェームズ・クーゼス教授とバリー・ポズナー教授が1980年代に発表したリーダーシップ理論『リーダーシップ・チャレンジ』をベースにした研修プログラムです。
同書は、これまでに12ヵ国語に翻訳され、発行部数は累計180万部超。
両教授は、様々な立場の人がリーダーシップを発揮した場面を25年以上研究。リーダーに必要な行動を抽出し、「模範的リーダーの『5つの実践指針』」にまとめた。
つまり、
1.模範となる
2.共通のビジョンを呼び起こす(共通のビジョンで鼓舞する)
3.プロセスに挑戦する(現状を改革する)
4.人々を活動できるようにする(行動できる環境を作る)
5.心から励ます
研修では、2名のファシリテーターがガイド役になり、受講生をリーダーシップの旅へ導いてくれる。
今回、受講の目的は、「『リーダーシップ・チャレンジ』の内容をより深く理解する」ということと「研修の進め方のノウハウ」を学ぶでした。
講義は少なく、ほとんどテキストの輪読と各テーマに沿って、自己を振り返り、今後どの様にリーダーシップ行動を改善していくのかを自分で考えるというもの。
メンバー相互のディスカッション及びゲーム感覚の学びなどが主で生き抜く暇は全くなし。
最後は、メンバーの前で自分のビジョン、それに伴うリーダーシップ行動の目標などを2分以内に発表して終了。
参加メンバーは「8名」と少なかったのですが、全員と個別に何度も接する機会があり、8名が一丸となれたように感じました。
私自身のリーダーシップ行動を振り返り、課題も明確になりました。有難い、予期せぬ副産物でした。
講師、事務局を含めると全員で11名。このメンバーとは末永くご縁を大切にしたい。
誠に楽しく、且つ学びの多い「リーダーシップの旅」でした。
しかし、これからが本当の旅の始まりです。さあ、出発です!!