働けど働けど | オーナー社長と個人事業主のための 財務収益マスタープログラム 「財務のチカラ」

オーナー社長と個人事業主のための 財務収益マスタープログラム 「財務のチカラ」

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かつて石川啄木は,歌集『一握の砂』(1910年)の中で,庶民の暮らしの貧しさを


『はたらけど はたらけど 猶わが生活楽にならざり ぢっと手を見る』


と表現しました。


この時代、明治末の日本は,日清・日露戦争,満州への進出など,近隣のアジアとの戦争に明け暮れていました。

 

その陰で,①多くの国民が兵役にとられ,②戦費の負担を強いられ,③極度の物価上昇により物は買えず、庶民の生活は苦しくなるばかりでした。『一握の砂』が出版された1910年は「韓国併合」の年でもあり,日本の軍事化がいっそう進み,その分,国民の負担は増大しました。

 

いくら働いても一向に生活苦から解放されない庶民は,ため息をつきながら,自分の手をじっと見ているしかなかった,という状況を,啄木はこの短い歌の中で表現したのでした。

 

現代日本も、世界に類を見ない少子高齢社会を迎え、

①労働人口が急激に減少し

②社会保険料や税金の負担が上昇し、

③収入が伸び悩む中、基本生活費が占める割合が高くなっている状況です。

 

石川啄木の時代から100年経った今でも、多くの国民は豊かさとは反する過剰労働に悩まされているのです。

 

働き方を改革するという企業や労働者への義務付けを行う前に「縦割り行政制度をはじめ、様々な社会構造改革」を急がなければ、今後も多くの人々が苦しむことは容易に想像できることです。


【財務のチカラ】オーナー社長と個人事業主のための財務収益マスタープログラム