みなさん大丈夫でしょうか?
私たちの住んでいる場所でもかなり強く降っていました。
風はそれほど強くはありませんでしたが、雨の量がとにかく多くて圧迫感を感じる程でした。
あれから数日経って今は青空も見えています。
静かな天気だと少し気持ちが落ち着きますね。
台風が過ぎた後だからなのか、雲の形が面白かったです。
風はそれほど強くはありませんでしたが、雨の量がとにかく多くて圧迫感を感じる程でした。
あれから数日経って今は青空も見えています。
静かな天気だと少し気持ちが落ち着きますね。
台風が過ぎた後だからなのか、雲の形が面白かったです。
春を感じさせる多肉に朧月(おぼろづき)という名前の多肉がいます。
春の季語としても使われる「朧月」、多肉界にも同じ名前の子がいるんですね。
↑朧月(おぼろづき)
日によって灰色にも赤にも紫や薄緑にも見えるなんとも言葉で表現しづらい色の多肉植物です。
日によっていつも違う表情を見せてくれるところなどは、まるで月のようですね。
この朧月という名前も、見る人皆が色々な想いを持って見上げる月のような奥ゆかしさを表現しているのでしょうか。
名付け親のネーミングセンス抜群ですね。
この子はメキシコが原産です。
メキシコは乾季と雨季がはっきり分かれていて日本の気候とも割と似ているそうです。
なのでこの子達は日本でも馴染み深い育てやすい多肉として知られています。
簡単に葉が落ちるので葉挿しの要領でどんどん群生していきます。
そのようにして葉っぱがなくなり幹の部分がどんどん伸びていくので枝垂れさせて育てている方も目にします。
いつかやってみたい育て方です。
我が家の朧月も開花の真っ最中です。
綺麗な花ですねー
とても精密で、かつ色合いの調和もよくて、そのデザインに時間も忘れてずっと見惚れてしまいます。
春は多肉を眺めるのにピッタリの季節ですね。
毎日違う発見があって嬉しくなりますね🎵
その中でもずっと気になっていた多肉があります。
それが照波です。
照波(テルナミ)ってなんかいい名前ですね。
南アフリカ出身なので、ケープ半島の岩地から夕陽に照らされた海を見て育ったのかなーなどと勝手に想像したりします、、
南アフリカは場所によって気候が大きく変わるようですが、比較的温暖で過ごしやすい場所のようです。
照波もそうした気候に柔軟に対応できる耐寒性や耐暑性をもっているようですね。
ただそれほど降雨量も多くないとの事なので日本の湿度は気をつけてあげないとですね。
気になっていたのはこの子の花です。
いつ見ても大体蕾で、このピンクの蕾からは一体どんな花が咲くんだろう。。って楽しみにしてました。
↑ピンクの蕾
そんなある日、我が家の多肉棚に見慣れない花が咲いてるなーと思ってよく見たら、、
…ん?
照波!?黄色?あれっ?とびっくりしてしまいました。
てっきりピンクの花が咲くと思っていたのに、黄色い花とは全く予想外でした。。
タンポポのような綺麗な花ですねー
この驚きを、夕方帰宅した妻にも伝えようと再び見に行ってみると、そこにはいつもと変わらぬ蕾の照波しかおらず、、
不思議に思いながら色々調べていくと、なんとこの子は午後3時ごろから夕方までしか咲かないそうです。
そんな貴重な花とはつゆ知らず、もっとしっかり観察しておけばよかったと反省。。
照波は別名「三時草」とも呼ばれているそうです。
とてもピッタリな名前ですね。
植物なのに時間が分かる照波。
一体どうやってこのメカニズムがこの小さい植物に組み込まれているのでしょうか?
時間にルーズになりがちな私も見習いたいです。。
この子が群生しているところがあれば、きっと1日を通して緑やピンクや黄色の壮大な変化が楽しめるんだろうなー。。とまたしても想像が膨らみます。
いつか自分でもそんな沢山の照波を育ててみたいと夢が広がりますね🎵
後日、無事に妻も照波の花を見ることができました。
↑ラズベリーアイス
センペルビウム ラズベリーアイス
Sempervivum ‘Raspberry Ice’
緑の葉の先に赤い色が可愛いセンペルビウムです。
薄い綿毛があるのも愛おしいポイントですね。
この子は乾燥している地域出身なので、湿気が少ない今の時期に元気になります。
センペルビウムの子株の増え方は様々です。
株元に子株が沢山群生して、親株のすぐそばで一緒に大きくなっていくセンペルもいます。
ラズベリーアイスはちょっと違って、株元からランナーと言われる茎が伸びてきて、その先にある子株が根付いて大きくなっていきます。
親株から近すぎず遠すぎず、ちょうどいい距離で育っていく子株たち。
そんな子供達の成長を親は少し遠めに見守っています。
人間の子育てとも少し通じるものがありそうですね。
この子達も元気に育ってほしいものです。
センペルビウムは湿度に弱いので、これからのムシムシする梅雨は特に雨が当たらないように気をつけて育てていきたいと思います。
そんなこと考えていると、密集すると暑苦しくなるから風通し良くするためにランナー出して育てているのかな?なんて思ったり。
いずれにしても、様々な環境で生きていこうとする植物の知恵はすごいですね。
センペルビウムの語源には「永遠」という言葉が関係しているようです。
この植物にセンペルビウムと名付けた人も、いろんな環境に適応しているこの子達を見て末永く生きていく強さを感じたんでしょうか?
こうやっていろんな植物達を見ていると、その造りにとても深遠な気持ちになりますね。