その中でもずっと気になっていた多肉があります。
それが照波です。
照波(テルナミ)ってなんかいい名前ですね。
南アフリカ出身なので、ケープ半島の岩地から夕陽に照らされた海を見て育ったのかなーなどと勝手に想像したりします、、
南アフリカは場所によって気候が大きく変わるようですが、比較的温暖で過ごしやすい場所のようです。
照波もそうした気候に柔軟に対応できる耐寒性や耐暑性をもっているようですね。
ただそれほど降雨量も多くないとの事なので日本の湿度は気をつけてあげないとですね。
気になっていたのはこの子の花です。
いつ見ても大体蕾で、このピンクの蕾からは一体どんな花が咲くんだろう。。って楽しみにしてました。
↑ピンクの蕾
そんなある日、我が家の多肉棚に見慣れない花が咲いてるなーと思ってよく見たら、、
…ん?
照波!?黄色?あれっ?とびっくりしてしまいました。
てっきりピンクの花が咲くと思っていたのに、黄色い花とは全く予想外でした。。
タンポポのような綺麗な花ですねー
この驚きを、夕方帰宅した妻にも伝えようと再び見に行ってみると、そこにはいつもと変わらぬ蕾の照波しかおらず、、
不思議に思いながら色々調べていくと、なんとこの子は午後3時ごろから夕方までしか咲かないそうです。
そんな貴重な花とはつゆ知らず、もっとしっかり観察しておけばよかったと反省。。
照波は別名「三時草」とも呼ばれているそうです。
とてもピッタリな名前ですね。
植物なのに時間が分かる照波。
一体どうやってこのメカニズムがこの小さい植物に組み込まれているのでしょうか?
時間にルーズになりがちな私も見習いたいです。。
この子が群生しているところがあれば、きっと1日を通して緑やピンクや黄色の壮大な変化が楽しめるんだろうなー。。とまたしても想像が膨らみます。
いつか自分でもそんな沢山の照波を育ててみたいと夢が広がりますね🎵
後日、無事に妻も照波の花を見ることができました。