こんにちは、香山真希です。
昨日は甲子園球場でトークショー2本立て
ひとつは
スタジアムツアーOB便で中田良弘さんと。
そしてもうひとつは
スポーツ報知x甲子園歴史館の企画で掛布雅之さんと
何度もご一緒させて頂いてるお二人ですが
ともに1985年の日本一メンバーというのは感慨深いものがありました
さて、2人で話をしていると
なぜか漫才のようになるのが関西人の性。
(もちろん、そうならない場合もあります)
スタジアムツアーにご登場頂くOBさんは
10人以上いらっしゃるんですが、
漫才コンビだったら「ボケ」と「ツッコミ」のどちらのタイプが多いかというと
圧倒的にツッコミタイプの方が多いと思うんですね。(私調べ)
皆さん、頭の回転が早いし
記憶力もすごいし、なにより反射神経が素晴らしい!
濱中さんや八木さんのツッコミなんて瞬速だし、ものすごく鋭くて面白いw
そんな中で、唯一
完全なる「ボケ」タイプだと思われるのが中田良弘さん
テレビやラジオで解説される時と全然違うんです!笑
いつもはどちらかというとボケ役の私も、
中田良弘さんとご一緒する時はツッコミに忙しいの
(OBさんにツッコむなんて!と思うんですが
そうしないと話が進まないのです。笑)
昨日もいろいろ笑わせて下さいましたが、
「藤浪投手の160km/hの投球を
打席に立って見たらどう思うんでしょうね」
という質問に、
『「あっ」と思うね』
と、小学2年生ぐらいの
素直なお答えを返してくださった時は
しばらくツボに入ってしまいました
そういえば以前、
こんなお話してくださったのも中田さん
そんな愉快な中田良弘さんに
1985年の優勝当時のことを伺うと、
『僕が先発で失点してしまっても、
うしろで守ってる掛布さんが
「すぐ逆転してやるから気にするな」って
声を掛けてくれてたんですよ。
あんなに楽に投げられる言葉はない。』
とのこと。
当時の強力打線は今でも語り草ですもんね!
そして甲子園歴史館に移動して
続いてはスポーツ報知さん主催の
掛布雅之さんとのトークショー
スポーツ報知 プロ野球取材班@hochi_baseball掛布雅之氏、112人に現役秘話語る…甲子園歴史館10周年特別企画トークショー https://t.co/jlJiydX0Bc #阪神タイガース #tigers #baseball
2020年10月11日 07:03
(掛布さんの隣に私がいます)
掛布さんに中田良弘さんの言葉を伝えると、
『当時は、「2〜3点はすぐに返せるから5点目は取られるな」
なんてことを岡田らとよく言っていた。
1点を守り切る野球と、
1点はやってもいいから確実にアウトを重ねようという野球は全然違う。
余裕を持ってプレーができる』
さらに
『1985年は “打のチーム” と思われているが、本当は “守のチーム”。
エラーもそんなになかった。今の巨人がそう。
野球は守りから打撃のリズムができる。
来季の課題もまさにそこだと思う。
(中略)ウェイトで野球は上手くならない。
打つ、捕る、投げる、走る。これが大事。』
とお話くださいました。
「守りが大事」というのは、常々吉田義男さんも話していらっしゃることですね
また、二軍監督時代の印象に残る選手、
4番打者のプライド、引退試合の話など
たくさん聞かせて頂きましたよ
『僕は初めてホームランが40本を超えた時に足が震え、“重圧”という恐怖を感じた。
それまでは無意識で打てたのが、急に意識し出して打てなくなった。
それでも、ここでホームラン王を獲らなければ失礼だと思い考え方を改めた』
…こういうのって経験者だけが分かる境地なんでしょうけれど、
だからこそ掛布さんは、大山選手には是非ホームラン王を獲って欲しいと期待されてました。
他にもたくさん名言飛び出しましたが、
あとは参加者だけのお楽しみということで
控えておきますね!
雨で一日中止にはなりましたが
長い長い13連戦も今日で終わり⚾️
今日は少し汗ばむ陽気の甲子園。気持ちよく勝って、ゆっくり休んで頂きましょう
それでは今日はこの辺で。
素敵な日曜日をお過ごしくださいね。
ごきげんよう
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