こんにちは、香山真希です。

 

私が韓国の語学学校に1年通っていた時の

同じクラスの中国人の女の子たちのことを

昨日ふと思い出しました。

 

みんなそれはそれは優秀で

頭も良ければ気立てもいい子ばかりだったんですが、

どうしてもひとつだけ気になってたのが

 

 

ほぼ毎日、授業中に

リンゴりんごを丸かじりして食べてたことチュー


 

 え…なんで今食べるん?

 休み時間じゃないけど?

 先生喋ってるやん?

 しかも丸ごと食べんの?

 洗わんの?

 切らんの?

 手ベタベタせーへんの?

 だいたいそれは朝食なん?おやつなん!?

 

 

も~~完全に日本人価値観100%だった私には理解できないことばかりで

見るたび唖然としたものですが、

それでもさすがに見慣れてくると

 

リンゴって、丸かじりで食べる方が絶対美味しいよね~照れ

 

と思うようにはなり、

私もときどき丸かじりして食べるようになりました。笑


どうしても授業中に食べる気にはなれなかったけどねあせる

 


ただ、先生も決して彼女たちを注意したりしなかったし、むしろ

「日本人にとっては違和感なんでしょ?

でもいいのよ~。

“失礼”ってことではないからね」と言ってて

そうなんだぁ~びっくりと驚いたのを覚えています。

 

 

よくよく考えてみれば、

お茶はいいけどリンゴはダメとか

飴はいいけどミカンはダメとか、

謎のボーダー作ってる自分の価値観の方が変だったのかもしれない。

 

もちろん、「先生に敬意を払って食べない」という価値観もステキなことだと思うんですよ。

だからといって、そういう価値観を持たない人を非難してはいけないということですね。

 

 

 

なぜそんな話を思い出したかと言うと、

こちらの本を読んだから下矢印

 


これは先週【承認欲求】について学んだ時に

お勧めして頂いた本。

 

 

さまざまな人種・言語・文化・宗教の人がいるマレーシアと日本との

常識や価値観の違いについて書かれています。

 

日本にはマレーシアにはない素晴らしいところはもちろんたくさんありますが、

「長く続けること」や「我慢すること」「決まりを守ること」「正確さ」などを求められるあまり

苦しい思いをしてしまってることがないでしょうか。

 

 

たとえばマレーシアでは

小学校でも合わなければどんどん転校するし、飛び級・落第は当たり前。

入学もいつでもOKだし、授業の選択も行事の参加も全て個人に委ねられているんだそう。

常にたくさんの選択肢が用意されているから、自分で考え選ぶことによって結果も負うし、

主体的に取り組む姿勢を幼いころから植え付けるんだそうです。

 

面白いなと思ったのが、

同じクラブ活動を「なるべく続けないように」と言われるんですってチュー

できるだけ多くのことを子どものうちに体験させて、

自分で自分の適性を判断させるためなんだとか。

 

ひとつのことを長く続けることで「プロ」を目指す日本とは対照的ですね。

 

 

 

 

教育に関しては

私は個人的にマレーシアの考え方が好きだなと思いますが、

 

環境がまるで違うから、

両国の違いを比べてどちらがいい・悪いか議論するのは無意味なこと。

 

続けることでしか見えない世界もあるし、

多くを経験することでしか見えない世界もある。

 

自分の置かれた環境に不満があって文句を言うぐらいなら、

考えに合うところに行って、そのやり方を選択すればいいんじゃないかと思います。

 


学校の4月入学・9月入学が議論になってますが

どっちもアリにしたらいいのに~、というねにやり

 

無理なら仕方がない、合う方を選ぼう!

 

 

 

いろんな世界があることを知るっていいことですね。

選択肢は多い方がいいし、

「多様性」を知る上で勉強になる本でしたキラキラ

 

 

  そういえば私は

「嫌ならすぐやめる」派だったわ〜ニヤニヤ

 






それでは長くなってしまったので

今日はこの辺で。

 

どうぞ皆さん、今日もステキな一日をおすごしくださいね。

ごきげんよう~バイバイ

 

 

 



# 願い星プロジェクト 

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