先日、夜に長男から電話がありました。

「パパの電話番号、教えて」

突然そう言われて、
「どうしたの?何かあった?」
と聞いたのですが、

「そういうことじゃないよ。大丈夫。
LINEで送って」

とのこと。

「わかった」と答えて、
夫の電話番号をLINEで送りました。

もう忘れていると思っていた番号なのに、
長年の記憶というものは、
そう簡単には消えないものだと実感し、久しぶりに呼吸が苦しくなりました。

しばらくすると、長男からLINEが。

「銀行口座に登録されている電話番号って誰の?
俺とパパの番号じゃなかった」

それを読んで、私は少しホッとしました。

「パパの電話番号を教えて」と言われた瞬間、
長男に何か気がかりなことがあるのではないかと、
少し心配になっていたからです。

そこで、以前暮らしていた自宅の電話番号を伝えると、

「その番号で合ってた」

と返信がありました。

この口座は、長男がまだ幼かった頃に作ったもの。

そのため、登録されている情報も
当時のままになっていました。

長男には、

「もう自分の電話番号と住所に変更していいと思うよ」

と伝えました。

子どものために親が作った口座を、
今度は自分自身で管理していく。

そんな何気ないやり取りの中でも、
長男が少しずつ自分のことを自分で管理する大人になったことを感じました。

子どもが大きくなると、
こういう小さなところにも成長を感じています。

少し寂しいような、
でも、それ以上に頼もしく感じた夜でした。