今日は仕事帰りに、久しぶりにショッピングモールに寄って買い物をしました。

脱出してからというもの、週末のショッピングモールは、どこか避けてきました。

「もし、旦那や義家族に会ってしまったら…」

「楽しそうな家族連れを見て、選択を後悔してしまったら…」

そんな不安が、心の片隅にあったのは事実です。

気づけば街は、すっかりクリスマス🎄モード。

普段、周りを見る余裕もなく生活していたことに、

自分でも気づかないうちに心が疲れていたのだと感じました。

子連れの家族を見て、ふと思いました。

「私たちも、あんなふうに幸せそうに見えていたのかな?」

でもすぐに、思い出しました。

混雑する場所に出かけることはなく、

週末やクリスマス前のショッピングモールなんて、選択肢にもなかったこと。

当時は、それが子供たちを守ることだと思っていました。

今振り返ると、

子どもたちに“家族としての温かさ”を感じさせてあげられなかったのではないか、

そんな後悔が、胸をよぎります。

子どもたちは、もう親と出かける年齢ではなくなりました。

それぞれの場所で、

それぞれの大切な仲間と、

心から楽しい時間を過ごしてくれることを、

今はただ願っています。

あの時の私は、子供たちを守ることに必死でした。

今は、穏やかさを取り戻しつつ、少しずつ、前を向いて歩いていきます。