今日の夕飯は、先日旦那さんが予約したイタリアンに次男と3人で行きました。
予約時間の10分前にお店に着きました。お店に入ると他のお客さんは居なくて、私たち3人だけでした。旦那さんと続く会話なんてないので、店内は静か。コース料理でしたので、一品毎の食事が終わると、会話も無く、かといってスマホをずっと触っているのも…微妙な空白時間があり、居心地が悪かったです。
食事を始めて1時間位経過した時、次男がトイレに行きました。その間に店員さんが食器を下げに来て、私たちに「今日は母の日だからですか?」と聞いてきました。私、はっとしました。そんなこと微塵も考えていませんでした。旦那さんの考えがそうなら気持ち悪い…。今さら、良き夫ぶるのはキモいからやめて欲しい。
旦那さんは「そうです」と答えました。私はただ笑うだけ…内心、「今さら良い夫ぶってキモい」です。すると、店員さん「いいですね、今日のランチも、母の日でいらしたお客様は多かったです。母親の立場からしたら、物のプレゼントより食事が良いですよね」と私に向かって言ってきたので、私は笑いながら「そうですね」と言うしかありませんでした。笑いながら、「店員さんに普段のモラハラを暴いてやりたい」と思いました。
(この後、次男がトイレから戻ってきました)
店員さんが去った後、旦那さんは今日のコース料理の意図が私に伝わり満足気な顔をしていました。私の気持ちなど察することはないです。
店員さんたちには、家族思い、妻思いの良き夫と映ったことでしょう。これはただ、旦那さんの自己満でしかないです。
私はいくら高いコース料理を食べたとしても、心は全く満たされません。それは、一緒に食べたのが旦那さんだから。私は、このお店に行く車内、店内、帰宅車内…どこで何が地雷になるか、次男に八つ当たりしないか、そればかり気にして緊張しています。本当は行きたくないし、この時もできるだけ早く帰りたいと思っていました。当然、旦那さんはそんなこと全く気づいていないです。旦那さんは「良い夫」を演じて、店員さんに気づいてもらえて、満足です。
私「こんなこと、これで最後だから…」そう思って、食事を終えました。
どうせ、良き父親、良き夫演技はすぐ終わるはずです。