薬ができるまで少し時間がかかるとのことだったので、お店が決まった時点で、両親には先にランチへ行ってもらいました。
すると長男が、ぽつりと
「ママ、ばあばをどうにかしてほしい。」
と言いました。
私は驚いて、
「どうしたの?」
と聞きました。
長男は、週末に実家で過ごすようになってから、母の料理がおいしいことや節約にもなるので、
「ばあばの作った料理を持って帰りたい。」
とお願いしたそうです。
それ以来、母は毎週末、おかずやご飯を数日分冷凍して、月曜日の朝に持たせてくれるようになりました。
ただ、長男の寮にある冷蔵庫は小さく、冷凍庫もそれほど大きくありません。
そのため長男は、
「冷凍庫がいっぱいだから、ご飯はしばらくいらないよ。」
と何度か伝えたそうです。
それでも母は忘れてしまうのか、毎回冷凍ご飯も用意してくれるため、冷凍庫に入りきらず困っていると言いました。
長男は少し困ったような表情で、
「作ってくれるのは本当にありがたいんだけど、冷凍庫に入らないことを、ばあばにわかってほしい。何回か言ってるんだけど……だから、ママ、ばあばをどうにかして。」
と話してくれました。
その話を聞いて、私は長男の気持ちがよくわかりました。
母が良かれと思ってしてくれていることには感謝しています。
でも、その一方で、お互いの思いがうまく伝わらず、行き違いになってしまうことも少なくありません。
そこで私は、
「全部冷凍しなくても、2〜3日で食べる分は冷蔵にしておけば大丈夫だよ。」
と伝えました。
長男は、
「わかった。やってみる。」
と安心したように答えてくれました。
そして私は、このことをランチの時に母へ伝えてみようと思いました。
でも、その後の母の反応は、私が思っていたものとは少し違っていました。
続きます。