以前、ここ以外でもブログをやっていると書いたが
それは掛け持ちしている二つの仕事とは関係ない。
三ヶ月ほど前に風俗嬢の涼子から、指名客を
増やしたいという相談を受けた。
私は涼子にブログを書くことを勧めた。
が、記念すべき第一回目から、それは全て
私に委ねられてしまった。
週三回、私は風俗嬢になりきって男心をくすぐる（。-＿-。）ポッ
他人の名で書くブログであっても在り来たりの
ブログは書く気がしない。
エロと笑いを織り交ぜたブログを書くのは
結構手間、ヒマがかかる。
そんなさなかの三月半ばに応募していた仕事の
仮採用通知が届いた。
身分はパートで、賃金は東京都の最低賃金の約二倍だ。
仕事内容は週六日出社して一日十時間ただひたすら
パソコンに向かいデータを入力するだけだ。
本採用になるためには週一回行われる勉強会に参加しなければならないが
毎日帰宅してから勉強会用のテキスト作りをしなければならない。
四月、そんな忙しい私のもとに又、別の仕事が入った。
一日四時間ほどパソコンに向かう仕事で
こちらは出社の必要は無い。
断るべきだったかも知れないが、メインのほうが
仮採用の状態だっただけに断る勇気は無かった。
風俗嬢ブログを更新する日の時間の割り振りは
こんな感じだ。
本業10ｈ
通勤1ｈ
副業4ｈ
テキスト作成1ｈ
風俗ブログ1ｈ
一日17時間は予定が決まっており、残った7時間で
風呂や飯や睡眠を済ませなければならない。
こうなると風俗嬢ブログの更新が難しい。
涼子に
「ブログ、そろそろ自分で書きなよ」
と言うと、彼女は
「私にはあんたみたいな書き方出来ないし、私が書いたら
今まで人に頼んでたのがすぐにバレちゃうよ！楽しみにして
くれてる常連客も居るのに、こんなことなら初めからブログ
なんてやるんじゃなかった！」
と言った。
確かにそうだ。
ここまで言われては止めるわけにはいかないが
心身ともに私の限界は近い。
ニートの頃は良かったなどと罰当たりで愚かな
ことを考えたりする。
状況が好転したとたんに弱音を吐いている私は
やはりひねくれ者のようだ。