仁太劇場 「白の男 その2」 byニョロ
男はあてもなく歩き回った。
街、緑の中、そして川辺…
街ですれ違う人達、もの凄く沢山の人なのに全ての人を知ってる気もする。
かと言って名前を思い出すようなことは無いのだが…
自分は何処で、どんな仕事をしていたのだろうか?
せめて自分のことぐらいは思い出したい。
時々潮の薫りが嗅ぎたく成る。
ここは川が海に流れ込むところの近くのようだ。
時々通る船が上げる飛沫、川面の反射、そして風。
川岸にたたずむと妙な安心感とま逆な強い恐怖感、その両方を感じた…。
そしてまた歩き出す。
長い長い緑の道を抜ける。
傍らのベンチにはあちこちに異様な格好をして異臭を放っている性別もハッキリ分からないような人達が座っていた。
「殴り付けたい!」
男に初めて激しい感情が動いた。
木々の間に神社が見えた。
「ヤマミ!」
男の真っ白な頭の中にひとつの閃光が走った。
何かを思い出していた。
つづく
街、緑の中、そして川辺…
街ですれ違う人達、もの凄く沢山の人なのに全ての人を知ってる気もする。
かと言って名前を思い出すようなことは無いのだが…
自分は何処で、どんな仕事をしていたのだろうか?
せめて自分のことぐらいは思い出したい。
時々潮の薫りが嗅ぎたく成る。
ここは川が海に流れ込むところの近くのようだ。
時々通る船が上げる飛沫、川面の反射、そして風。
川岸にたたずむと妙な安心感とま逆な強い恐怖感、その両方を感じた…。
そしてまた歩き出す。
長い長い緑の道を抜ける。
傍らのベンチにはあちこちに異様な格好をして異臭を放っている性別もハッキリ分からないような人達が座っていた。
「殴り付けたい!」
男に初めて激しい感情が動いた。
木々の間に神社が見えた。
「ヤマミ!」
男の真っ白な頭の中にひとつの閃光が走った。
何かを思い出していた。
つづく
ふにゃ~
公演が終わり、すっかり朝寝坊してしまいました。
ノープランだったので、ふにゃ~ってしちゃってます。
昨日までご一緒していたメンバーのなかにはなんと今日!本番に臨む人もいるというのに…
ただボッ~っとしていては申し訳ないですね。
床屋さんには行ってサッパリはしたのですが、せめて掃除、洗濯ぐらいはビシッとやりましょう
ノープランだったので、ふにゃ~ってしちゃってます。
昨日までご一緒していたメンバーのなかにはなんと今日!本番に臨む人もいるというのに…
ただボッ~っとしていては申し訳ないですね。
床屋さんには行ってサッパリはしたのですが、せめて掃除、洗濯ぐらいはビシッとやりましょう