豊洲の件での小池知事のニュースを見た。完全な無害化ができなかったことの陳謝だった。そのあとは関係者の意見をうかがうということだった。
ちょっとね、いくらなんでもバカバカしいパフォーマンスだったなぁ。
無害化ってのは、土壌と地下水も含めて環境基準値以下にすることだそうだ。都の市場長がそう説明したらしい。何とかなると思っていたのだろうね。
どうも、地下のことを甘く見ていたようである。いつかは汚染はなくなるんだろうが、いつだかわからない。
ということで、陳謝したのだ。それは人には潔く映っただろうなぁ。あの人は役者みたいなものだから、頭下げることに抵抗はないからあっさりである。
みんなそんなことが聞きたいわけではないが、謝られると悪い気はしないらしい。謝らない知事や議員、職員も多いから謝ると新鮮だからかな。
でも、聞きたいことはそんなことじゃない。多分無害化はすぐには無理だ。でも、築地も汚染もあれば設備も限界と言われているので、何とかする必要がある。
安全な理由を教えてほしいのだ。地下水が汚染されているのは土壌に汚染が残っているからだろうが、その汚染の空中への影響は?という、素朴な疑問が解けない。
今まで、新聞などで見たのは、「地下と空中は違う」というなんだそりゃな説明だけだ。どう違うんかね?地下から染み出したりしないのかね?土はしみてきそうだが、そういうことはないのかな?ってことに答えてくれれば、ああ影響ないのね、じゃ安全だってことになるだけなのに。どうしても東京の都心に作らなければ困るんだよね?物流の総合的ななんちゃらはいいけどさ。だいたい、高速道路が真ん中走ってる市場はいい環境なのかね?言い出したらきりがないし、謝って済む問題でもない。できませんでしたごめんちゃいで済まないでしょ。安全かどうかだけが意味のあることだ。それもなく、謝られてもね。
それに今更意見を聞いてどうしようっての?すでにわかっているはずだ。ガス抜きか?時間稼ぎか?
私は小池知事の効果は都議会の専横や東京都のブラックな部分の情報開示だと思っているので、豊洲対応はどうもいけてない感じに思ってしまう。


この話より、上西衆議院議員の公設秘書の方がよほど正直な発言のようだ。上西議員に存在意義は感じないが、この秘書の発言はごもっともだ。共謀罪で反対デモをする奴は、選挙の時に何をしていたんだ。次の選挙まで安倍総理のやりたい放題に決まってんじゃん。一度強行採決で味を占めたら、バカバカしくて審議なんかやってられないだろうよ。それがこの国の制度なんだよ。制度だけですべてを縛れないから選挙で人を選ぶんだろうが。
反対派よ、頼むから次の選挙までそのエネルギーを維持してくれよ。私は共謀罪は運用が大事だと思っているから、一党独裁だけは避けたいので。
もし次の選挙まで維持できないようなら、うるさいし邪魔だからからとっととデモなど止めてくれ。
いろいろ批判の多いところだが、政府のやり方についてはよくないことは明確だ。しかし、論点が明確でなく解決案もないような民進党の意見を聞いてもしかたがないという意見もある。
それは安倍首相よりの意見だが、今の論点では少々そういう感じもする。
本日2017年6月16日の朝日新聞に識者の意見が掲載されている。私が見た意見は、国会で法案の修正がされないことに問題があると言っている。諸外国主に西欧と思うが、政府提案の法案を国会の議論で修正を行っていくということだ。それに対して日本は、いったん提出した法案を修正するためには国会の承認が必要となり修正することが非常に面倒であることから、法案の修正を行わずに押し逃走とする傾向にあると言っている。なので、修正案を出すことなく法案反対を叫ぶことになるのだと。国会の会期も短いので、諸外国と同様に常設国会が望ましいと言っている。ごもっともである。昔のように盆暮れに地元に挨拶をしなければならないこともあるまい。しかし、国会議員はそんな改革は行わないだろう。民進党も一度与党になって、いかに与党の優位を守るかすなわちいかに野党の意見を封じるかが与党の課題であることを理解したであろう。そのためには今の仕組みを極力変えない方が良いということを理解したはずだ。改革を叫び続けたのは主流から外れた極一部である。
だから、与党が変わっても国会改革なんてない。そう思わせてくれるのが今の民進党だ。だから、他にないから安倍内閣を選択することになる。
理想としては、国会の在り方や審議の進め方や採決の条件などの基準の明確化や改革をしたいところだが、だれを選んでもできないのだ。共産党が勝つようでも困るしね。理想は美しいが頓挫する。
共産党というのはロシアも中国もそうだが、別に平和主義の党ではない。反米、反帝であることは間違いないだろうが、軍隊に反対するのは憲法に対する理想論である。それ以外に根拠はないと私は思っている。だから自衛隊を認めること自体は、共産主義とは関係がない。特に、何が言いたいわけではないが、別に考え方は変わればいいんじゃないということと、共産主義は受け入れられないと思うこと、後はある種の美しさはあってもいいなということか。
で、なぜか日本は理想論を語る政治家が少なくなったなと。自民党は安倍氏も含めて完全に目先の経済優先であり、ある意味経済特区だろうがなんだろうが遮二無二突き進む姿はすっげぇなぁと思われるのである。それを民進党が変な理屈で邪魔をしているように見えている。すでに主要メディアは信頼されておらず影響力が小さい。テレビは、芸人が政治を語る時代なので、語っちゃいかんと言うわけではないが、すでにバラエティ化しており切実さを欠く。テレビ局としての主張の一貫性は失われている。

一体どうすればよいのか。もしかすると仏国はマクロン大統領によって復活するかもしれない。それは一つの解である。理想に燃える若い首長を選択することで解決できるかもしれない。しかし、痛みのない改革もないだろうから一時的に社会福祉がずたぼろになるかもしれない。それをどの世代が受け入れることができるだろうか?難しい選択である。
最近、一強と言う状態が結構発生しているように思う。例えば、安倍政権である。例えば仏国のマクロン大統領。米国のトランプ大統領は勝ち目無から逆転。
思った以上に偏りが発生するのだ。なぜか、ネットの影響だと思う。世の中的に多分そういわれているだろう。
ネットによって、知りたい情報が知りたいように得られ、ネットの中の多数派意見が醸成され、ネットの中の多数派意見に流される。ネットはある意味、でたらめも込みであり、都合のよい内容だけが拡散される。それを見た人は自分に都合が良い方の意見を取り入れる。だいたい、ネットには両方の意見があるが、より自分に都合がよくより多数派な意見に集約されていく。過去との整合性は見ようと思えば見えるが、見ようと思わなければ見られない。ので、そのとき限りの言葉で納得する者もいるだろう。
人は内面的に過激さを持つ。ネットでは過激な言葉が使われ、過激な言葉はより過激な言葉を生む。そしてどんどん走り始める。
実はこうじゃないかと思っていたが体面上そうじゃないと言っていた人も、体面を気にすることなくネットの中では意見を言える。より本音に近い主張にまとまっていく。

ちょっと無理やりだが、情報の偏在によりローカルで考えられていたことが、ネットによって同一に考えられるようになり、画一化が進んだ面もある。
ネットになれた人間は、ネットは答えを出してくれると信じている。本当は答えは答えでないのだが、答えだと思い込んでしまう。

ということで、流される人間が増加したので、一極化することは仕方がないことだ。