「麒麟が来る」はNHKの来年の大河ドラマである。ネット記事を見ていると、「麒麟が来る」の取り直しに対して、お金の無駄とか、視聴者の意見は取り直し不要が多いとかを上げて、不要と言う意見を出す者がいる。だが、この手の評論家のような類は、NHKが取り直すと言えば取り直さなくてよいのではといい、NHKが取り直さないと言えば取り直すべきだと言うだけのことだ。無責任でどっちにしても責任を取ることもないので、全く参考にするべきでない主張である。
NHKの不祥事と役者の不祥事を同等に扱っても無駄なことだ。役者は替えが聞くが、放送局は変えられない。変えられるのは組織だけ、だから組織を改革する。
こんなのNHKのリスク管理から見れば、怪我が小さい間に処理するしかない。沢尻氏がどれだけの麻薬に関与していたかもわからないが、関与だけは事実である。今の世の中、降板させる理由としては十分だが続投させる理由にはならない。途中で帰蝶が変わるのもどうなの?帰蝶の役者が途中で変更になっても私は構わんが、多くの人は違和感があるし、放送時のバッシングや将来のビデオの販売にも影響が出る可能性もある。こんなリスクは誰も負えない。ネットの世論なんていつ変わるかわからない。沢尻氏だけを人気があるからと言って特別扱いすれば別の問題を引き起こすことになる。
ピエール滝氏は途中降板だったのでどうしようもなくなってしまった。種々考慮すると、最も安全なのは今のうちに取り直すことだ。
桜を見る会はもはや火達磨な感じであるが、なんで今更騒いでいるのだろう。反社がいたということは予想外だったが、どちらにせよ取り繕うことはもはやできまい。これで空転する国会は無駄だが、野党も久しぶりの攻勢なのでどうしても叩きたいらしい。それで野党の評価が上がることはないのだが。それでも、今回の騒動は与党の支持率を下げることは多少できるかも知れない。ここで、自民党の総裁候補がいたら、野党に受け皿があったら、と思ったところで、残念ながらどちらもない。決定的に、対抗馬がいないのだ。ここまでの失態をしでかしながら、対抗馬が出てこないとは、どれだけ運がいいのか安倍晋三氏は。
どこぞの新聞のアンケートでも、なぜ安倍指示か、他にいないからである。これは選挙したところでどうにもならん。さすがに、自分から総裁4選を言うわけにはいかないだろうから、誰かに言わせるのだろう、狙っているという噂もある。この件で解散することはないと思うが、どうだろうか。
今の時点で私が自民党に投票することはないが、野党の消去法になる。消去法で真っ先に消されるのは民主党系である。奴らは結局自民党と変わらない。国民の事なんかこれっぽっちも考えていない、自分たちの政治である。だから政権を批判するが、かといって自分たちが困るような法案を出すことはない。例えば、同じように文書を廃棄するだろうし、同じように開示を拒否するだろう。自分たちに関係のない文書だけ、廃棄しないし開示する。期待することはできない。それ以外から選ぶことになるが、政権が取れそうな党はないので、自民党に圧力をかけられるかどうかである。とてもそんな気はしないが、抵抗することはやめない。
日韓問題の報道の最後はいつも同じように結ばれる。「両国関係者が知恵を絞って、包括的に慰安婦や徴用工問題を決着させる方策を見出すべき。」である。べき論なんか聞き飽きた。これほど楽な意見はない。そんなものがあれば、とっくにやっている。具体的な案のないこの手の発言はいかにばかばかしいか。大して目新しくもない情報を並べたあげくに、最後のセリフがこれだと、全く時間の無駄な記事としか思えない。もうちょっと具体的な意見であれば議論にもなるが、こんのような自分は平等で公平な立場であり、みんなが満足できる案を願っているという良い人的な発言は無駄。こんな記事に納得する奴も自分は良識ある人と思っているだけ。結局は何の主張もない。こんなこと誰でも思っているので、言わなきゃいいのに、格好つけたがるので困る。