【記事2三国の開放港】EAST ASIA | 目指せ!2025年中検準1級合格

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2004年に出版された

日本、中国、韓国、三カ国の学者と教師が

共同で書いた

 

EAST ASIA

 

 

 

 


 

 

日本は7世紀あたりから君主を「天皇」としている。天皇は中国古代神話で天上最高の神の呼称である。

古代日本は実際天皇が政治の中心であったが、のちに貴族と武士が政治の実権を握るようになり、天皇と政治は直接の関係が無くなった。しかし、政治紛争と一定の距離が保たれたため、天皇は却って権威と威厳の中心的存在となったが、消失はしなかった。

 開港後、天皇は倒幕勢力の中心となった。幕府に変わった新政府は天皇を中心とした政治機構を建立した。新政府が成立したとき、天皇が中心の政治になると宣言を実行した。天皇は神の前に今後実行する基本政策を宣言した。天皇の在位期間は年号は変わらない。祝祭日も天皇と皇室が中心となとなった。

 天皇中心の構造は制度から法律方面まで明確に「大日本国憲法」とした。

すなわち天皇が万世一系と規定し、神聖は起こしてはならず、立法、行政、司法などの大権を把握し、指揮し、軍隊の最高司令官に命令をする。

そのほか、天皇を中心とする教育を行い、教育勅語を制定した。

このように、イギリス、フランスなどは国王の権力的革命と真逆に、はく奪や制限を課し、日本は明治維新を通して天皇の権力をこの上なく強化した。その上、明治政府はアジアの拡大は近代化政策のためとした。