ネタバレを含みますので、知りたくない方はご注意ください!

 

 

 どの本を読もうかと色々と探していたところ、コンビニ人間の評判が良いということで手に取ってみてしばらく読んだところ、これは面白い!と思い読了しました。

 

 読みだしていって自分の感覚的に判断して、スパッと読むのをやめたりを決めています。コンビニ人間も最初はコンビニの日常風景の描写で、う~んと思いましたが、主人公の生い立ちの話でグイっと引き込まれました。

 

 

 

 個性!視点!に衝撃を受けました!動物が死んで花を添える。「ふ・つ・う」に考えれば当たり前・・・ですが生きている花を殺して添えている。素晴らしい視点に引き込まれました。冷静に考えるとそうですよね、花殺してますよね。命は大切にっていう割にはお墓参りとかで花供えたりしますよね。命の軽重ってあるの?コミュニケーションが取れたり思い入れがあったり、かわいい大切と感じる対象のためには、そんな犠牲はいとわないの?考えるとキリがないです。

 

 何が正しいのか、何が普通なのか、読み進めていくうちに感慨深いです。主人公は病気でもなんでもないと思います。障害ということでもないと思います。この人の感じ方の問題、個性というものだと思います。

 

 周りに合わせてみんなと一緒の方向性で、私充実してる!こう考えるのも個性です。間違いでも何でもないと思います。人それぞれです。感じ方考え方生き方、各々が思う通りに過ごせばよいと思います。

 

 ですが、ほかの人と生活を同じくして生きるのであれば、犯罪に対してのルールなどは必要になってくるのも致し方ないと思います。

 

 と、話は人権的な方向へと多く逸れましたが、読んでいくうちにこんなことをふと思ってしまいました。フラットに思考や意識を保とうとしても、つい、普通考えたらわかるでしょ、なんでこういう風にせえへんの、とか自分の定規が出てきてしまいます。頭では個人個人の思いは自由と思いながら・・・。

 

 まあ、なんにせよコンビニという舞台を通して読む人によってはいろいろと思考を巡らせることができる作品ではないかと思いました。私みたいに妄想が膨らんでいったり、こういう人いるいる!と思ったり、啓蒙されたり・・・。

 

 そんなに長くもなく軽快に読みすすめられる作品だと思いますので、面白いと思います。