東京のリヨン シャルキュ 虎ノ門 | 御食事手帖

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主に東京と湘南で食べ歩き、でも美食のためならどこへでも旅するブログ

場所は、かの「サラマンジェ・ド・イザシ・ワキサカ」が2012年まで入っていた、虎の門の地下の店舗。

引き継いだ店もまた、本物のリヨン・ブション的料理を志向する店。

そのこだわりようも、前店同様、変態チックである。とても良い意味で。

自家製のシャルキュトリは、どれもレベルが高い。

しかも、安い。

誠にもって、ありがたい店である。

 

レンズ豆のサラダ。本当に何気ないが、たまねぎ、酸味などできちんと味のバランスが取れている秀作。

パテ・アンクルートと白レバのプレッセ。パテは焼いて5日目で、味がなじみ、かつ皮はパリパリ。

素晴らしく完成度が高い。

ブーダン・ノワール。適切な香辛料使い。リンゴと芋、クリームが一体となると、口中に幸せが広がる。

アンドゥイエット。これまたフランスの味である。ジューシーさといい、内臓の香りといい、申し分なし。

 

これに自家製サラミを少々いただき、ビール1杯とボトルの白ワインを飲んで、1人1万2千円は安いか高いか。

もちろん安い!

 

再訪というより、通うことにする。